提供:RAVPower
以前「理想のチャージャー」としてご紹介した「RP-PC112」の進化版、RP-PC133が2020年3月に発売されました。
さっそく入手し、1週間使ってみた感想を一言にまとめると……
もうこれだけでいいんじゃないかな
です。
ノートPC向けのチャージャーを探しているすべての人に、自信を持っておすすめできる逸品だと思います。
RAVPower RP-PC133の概要
注目ポイント
- 高出力:65Wの高出力で充電がすぐ終わる
- 多ポート:USB-CとUSB-Aの2ポートを備える
- コンパクト:MacBookのアダプターより約52%の小型化
- 安全・安心:PSE認証済み・マルチ保護システム搭載
スペック
- サイズ:約55 x 55 x 31.5mm
- 重量:約120g(充電器本体)
- 入力:100~240V 50/60Hz 1.5A
- USB-Cポート出力:PD3.0対応 5V/3A,9V/3A,12V/3A,15V/3A,20V/3.25A 最大65W
- USB-Aポート出力:QC対応 5V/3A,9V/2A,12V/1.5A 最大18W
- カラバリ:ブラック、ホワイト
RAVPower RP-PC133のレビュー
それでは、実物レビューに入ります。
デザイン:シュッとミニマル
今回はブラックを選択。
表側にはUSB-CとUSB-Aの2口、サイドにRAVPowerのロゴ。
裏側には折りたたみ式のコンセントプラグ。
サイドに「65」の刻印がされています。
下側に各種規格。PSE認証マークも確認できます。
コンセントに挿すと青色のLEDが光ります。
全体的に無駄がなく、最低限のデザインで好感が持てます。
大きさ:とにかく小さい
手にすっぽりおさまってしまいます。
iPhone 8と比べると半分未満。下から3列目のアプリアイコンまでくらいにおさまる高さです。
カバンのサイドポケットにするっと入れておけるサイズ感です。
重さ:ただただ軽い
公式では「約120g」でしたが、実測は115gでした。
会社PC(ThinkPad X280)の標準ACアダプターが200gオーバーなので、だいたい半分くらいの重さです。
移動のときに肩が楽になりそうです。
充電速度:十分
3パターン試し、いずれも十分な充電速度が出ています。
- USB-C→USB-C(60W)のノートPC
- USB-C→USB-C(18W)のスマホ
- USB-A→Micro-USB(5W)のワイヤレスイヤホン
発熱:ほぼなし
USB-C(60W)とUSB-A(5W)を接続して1週間ほど使ってみましたが、目立った発熱は見られませんでした。
触るとほんのり温かいくらい。「熱い」という人は誰もいないと思える水準です。
PSE認証済なだけあって、発熱はじめ各種安全面は大丈夫そうです。
保証:最長30ヶ月
- 購入日から18ヶ月の長期保証
- 製品登録すると+12ヶ月延長保証
2年半あれば十分でしょう。
(参考)似た製品との比較
前作RP-PC112とRP-PC133の比較
RAVPower RP-PC133 | RAVPower RP-PC112 | |
---|---|---|
出力 | 65W | 61W |
ポート | USB-C USB-A | USB-C |
大きさ | 55x55x31.5mm | 49x49x32mm |
重さ | 115g | 104g |
コンセント 折りたたみ | 可能 | 可能 |
値段 | 4,599円 | 3,999円 |
前作の
と比べると、RP-PC133は- 少し大い(+5mm四方)
- 少し重い(+10g)
- 出力アップ(61W→65W)
- ポートが増えた(1C→1C1A)
- 値段が+600円
という感じ。
値段差が小さいため、迷わずRP-PC133を選ぶほうが良いと思います。
AUKEY Omnia Duo PA-B4との比較
RAVPower RP-PC133 | AUKEY Omnia Duo PA-B4 | |
---|---|---|
出力 | 65W | 65W |
ポート | USB-C USB-A | USB-Cx2 |
大きさ | 55x55x31.5mm | 52x52x30mm |
重さ | 115g | 103.5g |
コンセント 折りたたみ | 可能 | 可能 |
値段 | 4,599円 | 5,980円 |
2020年4月発売の後発、同じ出力の2ポート構成である「
」と比べると、RP-PC133は- 少し大きい(+3mm四方)
- 少し重い(+10g)
- ポートが違う(USB-A)
- 安い(-1400円)
ということに。大きさと重さは誤差レベルです。
そのため、どちらを選ぶかは要件と値段の考え方によります。おおまか
- 「USB-Cが2つ」が必須なら、
- そうでない限りは、RAVPower RP-PC133
と選べば良いでしょう。
実際に使ってみた感想
1週間、RP-PC133を仕事専用の充電器として使ってみました。
結論、「もうこれだけで十分」です。
ノートPC+ワイヤレスイヤホンにぴったり
ぼくはいつも仕事で
- 会社用ノートPC(USB-C/60W)
- コール用ワイヤレスイヤホン(Micro-USB/5W)
を使っているのですが、実はこの組み合わせ、RP-PC133の給電量にぴったり。
無駄なく充電できるのは気持ちがいいですね。
配線まわりがスッキリして嬉しい
これまでは、会社用ノートPCとコール用ワイヤレスイヤホンで1つずつチャージャーを使っていました。
しかしRP-PC133のおかげで、使うチャージャーを1つに集約できました。
電源タップの配線まわりがスッキリできて満足です。
軽さ・小ささは正義。持ち歩きも楽々
RP-PC133は小型・軽量なので、電源タップを圧迫しないし、持ち歩きのとき重さが気になりません。
本記事初出時点(2020年5月11日)ではテレワークのため自宅書斎で使っていますが、テレワークが解除されてもRP-PC133を持ち歩く気まんまんです。
RAVPower RP-PC133はこんな人におすすめ
まとめ:理想形の進化形
総合評価:
理想だと思っていた充電器の進化版として、これから長くつきあう相棒になってくれると確信しています。
今後にわたって電源まわりをスッキリさせたい、持ち歩く荷物を小さく軽くしたい方は、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。きっと後悔しませんよ。
以上「理想のチャージャーの進化版、RAVPower RP-PC133のレビュー」でした。