「自宅書斎デスクの限られたスペースをできるだけ有効活用したい……」
「そういえば会社ノートPC、ディスプレイもキーボードもマウスも外付けだし、クラムシェルで縦置きしたらいいんじゃない?」
と考え、縦起きノートPCスタンドを購入することにしました。
選んだのは「TrutDot」です。良く言えばベーシック、悪く言えば格安品。「とりあえず縦置きできればいい」というぼくにピッタリ。
というわけで本記事では、格安の縦置きノートPCスタンド「TrutDot」の実力を検証します。
置くだけの台にそんなにお金をかけたくないけど……と考えるあなたの参考になれば幸いです。
TrutDot縦置きノートPCスタンドの概要
注目すべき特長
「できることは最低限だが、かわりに安い」の一言に尽きます。
ちなみに、ときどきAmazonで15%オフクーポンを配布しています。
スペック
- サイズ:150×95×46mm
- 重さ:500g
- 対応幅:2〜6.5cm
- 素材:アルミ
- カラバリ:ブラック、ピンク、シルバー
TrutDot縦置きノートPCスタンド レビュー
では実物レビューです。
デザイン:マットでメタリック
今回はブラックを購入。
メタリックな質感ながらもマット仕上げで、暗めのデスク天板ならなじみやすいと思います。
素材はアルミ。触るとひんやりします。しかしノートPC接地面に貼られた樹脂(後述)で断熱されると思われ、素材を起因とした排熱効率アップ効果は期待できそうにありません。
重さ:どっしり
実測507g。
Amazonの商品画像は「550g」となっていますが、おそらく誤植で、商品説明にある「500g」が正しいようです。
1kg近いノートPCを支える土台なので、このくらいの重さがあるほうが安心できます。
使い勝手:普通
ノートPCの傷つきや横ずれ防止のため、挟む部分の内側に樹脂マットが入っています。
他の製品と同じです。
底面にも滑り止め用の樹脂マット。
六角レンチを使って、ノートPCを挟む部分の幅を調整する仕組みです。
こちらも他の製品と同じ。
こんな感じで、ノートPCを股にはさみつつ、スタンドの幅を調整します。
多分この調整方法も他の製品と同じ……はず。
つまり、使い勝手の点では特記すべきポイントはありません。
安定性:どっしり
12インチクラスのノートPC(ThinkPad X280)を立てると、こんなサイズ感です。
この状態で
- 横から手で叩く
- 前から指でつつく
- 側面にUSB-Cケーブルを抜き挿し
などやってみましたが、横ずれも倒れもしません。しっかり安定しています。
その他機能:特になし
他の縦置きノートPCスタンドには、
- 収納部分が2つあり、2台置ける
- 袖の部分にスマホが置ける
など追加機能がついているものもあります。
しかしTrutDotは、単純にノートPCを縦に置くだけ。それ以上でもそれ以下でもありません。
ここは人によると思うのですが、ぼくは
「そもそもノートPCスタンドにスマホ置かないし」
「そんな機能いらないから値段安くしてほしい」
と思うほうなので、TrutDotの機能・値段バランスがちょうどよく感じています。
実際に使ってみた感想
自宅書斎のスタンディングデスクの横に置いて使ってみました。
結論を先にいうと、これでいいやです。スタンド単品としては、これ以上高いものを買う必要はなさそうです。
ケーブルに引っぱられてもズレない
挟むところに1mmくらい余裕がある状態で使ってみたところ、
- ノートPCが横ずれしない
- スタンド自体も横ずれいしない
という感じ。
内側と下側のシリコンが、良い仕事をしているようです。
ノートPCに接続されたケーブルに引っぱられても安心です。
排熱効率が上がった気がする
ノートPCの下面と側面、両方がオープンエアーになったため、排熱効率が上がった……気がします。
「気がします」と言っているのは、実際に温度を測ったわけではないのと、処理の重さの差を感じにくかったから。
普段、よく動画編集など排熱効率が快適さに直結する作業をしている人は違いを感じやすいかもしれません。
デスクがスッキリして気持ちいい
これまでノートPCを横置き、もしくはノートPCスタンドに載せていました。
するとどうしてもスペースを取ってしまうため、デスクの上が雑然といました。
しかし縦置きスタンドにしてから、最低限の幅でノートPCが置けるようになり、デスクがよりスッキリしました。
モノが少ないデスクは気持ちが良いもの。掃除がしやすいのもGoodです。
TrutDotはこんな人におすすめ
まとめ:品質と価格のバランスに優れている
総合評価:
シンプルにノートPCを縦に置きたいだけの人にとっては、コスパの高いアイテムだと思います。
「コスパ」と言っている意図は、単に安くあげるだけなら
- 100均グッズを組み合わせる
- 極論、どこかに立てかける
など、やり方はいくらでもあるから。
しかしノートPCスタンドは書斎の上に置くものであり、日々視界に入るものでもあります。
なので、しつらえとして最低限のクオリティは確保したいところ。
その点TrutDotは、仕上がりの品質は保ちつつ、機能を削り価格を安くおさえるという、実に絶妙なラインを狙っています。
とにかくシンプルな縦置きノートPCをスタンドを求めている人にとって、これ以上フィットするアイテムを見つけるのは難しいのではないでしょうか。
以上「やたら安いけど実力は?TrutDot縦置きノートPCスタンドのレビュー」でした。
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