提供:CIO
CIO社のご厚意で、同社が2020年10月に発売した1C3A構成のチャージャー「CIO KJ-PD3」をレビューさせていただけることとなりました。
USB-Cが広まってきた昨今ですが、まだまだUSB-Aは健在です。
特にガジェットに付属する充電ケーブルとなると、汎用性とコストカットため、充電器側の端子がUSB-Aで作られることがほとんどです。結果、充電用のUSB-Aポートが慢性的に不足しがちです。
一方で、スマホやタブレットは急速充電がデファクト。PD対応のポートは少なくとも1つは備えておきたいものです。
これらを解決するのが、CIO KJ-PD3です。3つのUSB-Aポートと30W PD対応のUSB-Cポートにより、USB-A系ガジェット類と急速充電系スマホ・タブレット類を4台同時に充電できます。
値段は2,000円台と、ポート構成と出力W数にしてはリーズナブル。さらに発売記念で、2020年11月30日までAmazonクーポンコード「CIOKJPD3」で378円OFFの1,800円で購入可能です。
USB-A不足に悩まされている方は、ぜひ見てみてください。
CIO KJ-PD3の概要
注目ポイント
- PowerDelivery充電 最大30W出力対応
- 合計出力42W・4ポート搭載
- ポケットコンパクトサイズ
仕様・スペック
- 製品名:CIO-KJ-PD3
- 入力:100-240V 50/60Hz 1.0A Max
- 出力:
- USB-C1:5V=3A 9V=3A 12V=2.5A 15V=2A 20V=1.5A(30W Max)
- USB-A1/A2/A3:5V=2.4A (24W Max)
- USB-C1+USB-A1/A2/A3:30W+12W(42W Max)
- サイズ:約57 x 57 x 30mm
- 重量:約92g
CIO KJ-PD3レビュー
それでは実機レビューです。
外観・デザイン:シンプル
正面は、PD対応USB-Cポートに、合計2.4Aまで出力可能なUSB-Aポートが3つ。
背面には折りたたみ式のコンセントプラグがあります。
底面に各種認証が印字されています。PSE認証もあります。
なお前面にあるSmartIC印字の下にLEDが仕込まれており、通電すると青く光ります。
重さ・大きさ:軽くてコンパクト
手に持ったときのサイズ感はこのくらい。重さはあまり感じません。
iPhone 8(iPhone SE 2020と同じサイズ)におさまってしまいます。
重さは実測で94g。スペック表通りです。
機能・性能:十分
USB-Cポートは30WまでのPD給電が可能。USB-Aとあわせると、合計42Wの出力が可能です。
さらに3つのUSB-AポートはSmartICに対応しており、充電状況に応じて電力供給量が自動振り分けされます。
無駄な放電はしない仕組みになっている、ということです。
耐久性:未検証
使って2日目のため、耐久性は検証できていません。
動作不具合など耐久性で課題が出たときには、ここに書き足していきます。
保証:180日
CIO KJ-PD3には、180日間の国内保証がつきます。
初期不良だけでなく、通常利用の範囲内ならサポートが対応してくれますので、安心です。
実際に使ってみた感想
デスク下のタップに仕込んでみました。
片側がUSB-Aでもう片側が専用端子の充電ケーブルを3本、さしています。
ケーブルの先端は、デスク脇にマグネットでつけた100均のカゴから頭が出るように配置。
そして……
こんな感じで、スマートウォッチやWeb会議用ヘッドセットは充電中のガジェットはカゴの中に置いておけるようにしました。
これにより、
- 無駄にコンセントを消費しない
- ケーブルも充電中のガジェットも、デスクの上の置かなくて良い
という環境になりました。
これまでは充電する都度、ノートPCに接続するケーブルを切り替えていて大変手間だったので、今の形は満足です。
必要に応じて、USB-C充電口もスマホ充電などに使っていこうと思います
CIO KJ-PD3はこんな人におすすめ
まとめ:これは買いなのでは
総合評価:
2,000円なら買いなのではないでしょうか。
配線がシンプルになって気持ちがいいですし、USB-Aの充電ポートはなにかと使う機会があるので、数あって損はないと思います。
特に本体側の充電端子が独自規格なガジェットを複数持っている方にとっては便利だと思うので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
以上「CIO KJ-PD3レビュー | USB-Aポート不足を解消しつつPD充電もこなせる、42W出力の1C3Aチャージャー」でした。
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