CIO様のご厚意で、2021年2月16日発売の65W1C充電器CIO-G65W1Cをレビューさせていただけることとなりました。
CIO-G65W1Cは、世界最小級サイズのUSB-C充電器です。
65Wと高出力ながら、とにかく小さくて軽いのが一番の特長です。もちろん、MacBookProやM1 MacBook AirなどのノートPCも給電可能。
なお値段は4,158円と、1ポートだと高めですが、圧倒的な小ささと軽さにより手に入る便利さや満足感を考えると妥当な水準です。
持ち歩きやすく、電源タップで邪魔にならず、それでいて高出力。そんな充電器を探している人は、ぜひCIO-G65W1Cをチェックしてみてはいかがでしょうか。
CIO-G65W1Cの概要
注目ポイント
- とにかく小さい!!
仕様・スペック
- 出力:PDO 5V-3A 9V-3A 12V-3A 15V-3A 20V-3.25A(65W Max) / PPS 3.3-11V 3.25A
- サイズ:約40mm×50mm×28mm
- 重さ:約87g
- 保護機能:短絡防止・過充電保護・過放電保護・加熱保護・過電流保護・過電圧保護
- コンセント折りたたみ:可能
- 色展開:黒、白
CIO-G65W1Cレビュー
実機を見ていきます。
外観・デザイン
今回は黒をチョイス。サラッとした表面に、最低限の印字。
CIOのロゴもミニマルで個人的には好みです。
コンセントはもちろん、折りたたみ対応。
底面に規格や仕様の印字があります。PSE認証取得済。
LEDライトはありません。サイズ重視で取り除いたのでしょう。
大きさ・重さ
指先サイズ。超小さいです。
一般的なサイズのポイントカードと比べると半分ほど。
小さいおかげで、混雑しがちなデスク下の電源タップでもシュッと入っていきます。
なお重さは実測で81g。
カバンに放り込んだら存在感が消える水準です。
充電能力:条件付きで問題なし
CIO-G65W1Cを直接45〜65W入力の仕事用PCに接続すると、しっかり充電されます。
ただし、こちらのMSTハブ経由だとPCへの給電が45Wを下回り、PCが充電されませんでした。
こちらのUSB-Cハブでは充電できているので、原因はMSTハブにあるものの、デバイスの相性問題はありそうです。
音・発熱:確認できず
1週間ほど仕事PCの給電に使うなかでは、目立った発熱やコイル鳴きなどの音は見て取れませんでした。
小さいからといって、熱処理や音対策はないがしろにはなっていないようです。
小型軽量充電器を数多く手がけるCIO社ならではですね
保証:6ヶ月
CIO-G65W1Cには、6ヶ月のメーカー保証がつきます。
通常利用の範囲内で不具合が起きたときは、メーカーのCIO社へコンタクトすれば対応してくれます。(もちろん日本語で)
極小65W充電器「Lilnob Share」との比較
現存する65W級GaN充電器のなかで、ぼくが知りうる限り一番小さいのは、Lilnob Shareです。
では、CIO-G65W1CとLilnob Shareを比べるとどうなのかというと……
CIO-G65W1Cの圧勝でした。
Lilnob Shareは3C1Aの4ポート構成なので、CIO-G65W1Cとは比較条件が違います。
それでもやはり、CIO-G65W1Cの小ささは目を引くものがあります。
CIO-G65W1Cはこんな人におすすめ
まとめ:小ささ・軽さは正義
総合評価:
65W級がここまで小さくなるなんてびっくりしました。
2019年のGaN充電器黎明期にRAVPower RP-PC112に出会ってからずっとGaN充電器を見てきましたが、ここまで小さくなるなんて。
もともと仕事道具をミニマルに保つためいろんな道具を揃えてきた管理人ですが、本記事の初出時点(2021年2月27日)では、 充電器はCIO-G65W1Cがファイナルアンサーです。
管理人が使っているMSTハブとの相性問題か、USBハブ経由の給電で怪しい部分があったので-★0.5したものの、値段通りの価値はあると思います。
とにかく小さくて軽い充電器を求めている人は、ぜひCIO-G65W1Cをチェックしてみてください。きっと期待に応えてくれます。
以上「CIO-G65W1Cレビュー | 持って驚く世界最小級。主役にふさわしい65W出力USB-C充電器」でした。
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