提供:TaoTronics
TaoTronics様のご厚意で、2021年3月15日発売の空気清浄機TaoTronics TT-AP005″を先行レビューさせていただきました。
TaoTronics TT-AP005は、「静音・パワフル・コンパクト」がキーワードの8〜20畳対応の空気清浄機。
空気質感検知や静音睡眠モードなどを備えつつ、筐体は軽量コンパクトなので、リビングや寝室などあらゆる場所で使えます。
また高性能3層フィルターと十分な空気循環力により、花粉やハウスダスト対策はもちろん、こもりがちな部屋の空気のリフレッシュなどにも役立ちます。
部屋の片隅に、ぜひいかがでしょうか。
TaoTronics TT-AP005の概要
注目ポイント
- 自動モードを搭載で部屋の空気に合わせて自動稼働
- 空気質検知センサーで部屋の空気状態をリアルタイム表示
- 3層フィルター搭載で空気を綺麗に
- 自社開発の騒音抑制技術で睡眠時もOKな静音
仕様・スペック
- サイズ:22.5 x 22.8 x 38cm
- 重量:2.75kg
- 電源:DC24V
- 清浄時間:8畳 / 6分 ※風速3運転、最大出力時
- 空気清浄適用床面積(目安):~20畳(20~30㎡)
モード | 運転音 | 消費電力 | 1時間あたりの電気代 |
---|---|---|---|
睡眠モード | 25dB | 4W | 0.11円 |
風速1 | 26dB | 5.5W | 0.15円 |
風速2 | 38dB | 14W | 0.38円 |
風速3 | 53dB | 33W | 0.89円 |
TaoTronics TT-AP005レビュー
それでは実機を見ていきましょう。
外観・デザイン:キラッと光る白物
開封すると本体と説明書類が出てきます。
電源コードがないじゃん……と思いましたが、あとで出てきます。
下半分の穴は通風孔。
下から空気を吸いあげ、フィルターを通し、上から吐き出します。
ブツブツの通気孔は、好みが分かれるかもしれません。特に集合体恐怖症の方。
銀色のラベルには、各種規格が書かれています。
「Power:29W」とありますが、スペック表では「風速3の消費電力は33W」で、「??」となりました。
細かいことは気にしなくても良いかも?
上部、風の出口のまんなかに操作パネルがあります。
アイコンをタップするタイプです。
電源を入れると、このように光ります。
右上のライトボタンをタップすると消せます。
底面は、四隅に滑り止めの樹脂と、中央に大きなハンドルがあります。
ハンドルを回すとフタがあき、中のフィルターにアクセスできるようになります。
底面のフタを開けてみると、なにやら中に入っていました。
フィルターと電源コードです。
フィルターが中空なので、かさばる付属品を中に入れたのでしょう。
最初は「電源コードどこいった?」とびっくりしました。
しかしよく考えると、
- フィルターの品質維持のためには、ビニール袋でくるむ必要がある
- でもビニール袋がかぶさったまま動作させられるのはマズい
- だから、電源投入前にビニール袋を外したくなるように仕込もう
(ついでに梱包もコンパクトにしてコストダウンしよう)
という意図があるのかなと。考えられているんですね。
フィルターをセットして裏フタを閉めれば、準備完了です。
機能:必要十分
TaoTronics TT-AP005には、
- 風速設定
- 空気質感知機能&オートモード
- 省エネ・静音睡眠モード
- ライトのオンオフ
- チャイルドロック
- タイマー
- フィルター交換お知らせ
など、一通りの機能が備わっています。
空気清浄機として必要十分です。
静音性:風速次第だが、ベースは静か
TaoTronics TT-AP005には、音が鳴る契機が2つあります。
- 送風音
- 操作音
いずれも、気になるレベルではありません。
それぞれ具体的にお話します。
送風音
送風の強さで変わります。
- 最強:扇風機が近くで回っているイメージ
- 最弱:全然聞こえない
うるさいか?と言われると、そうでもありません。
オンライン会議の邪魔にならない程度です。
むしろ、音がなっているぶん空気清浄してくれているんだ、と思うくらいです。
操作音
タップするたび「ピーン」と甲高い音がなります。
好き嫌いがあるかもしれませんが、個人的には「ちょっと珍しい音だな」と思うくらいで、特にイヤな感じはしませんでした。
光:消せる
TaoTronics TT-AP005は、操作パネル付近が光ります。
この光、完全に消せます。これが地味に嬉しいんです。
通常、空気清浄機には「おやすみモード」等、光と風力を弱める機能がついています。
しかし寝室の場合、「おやすみモード」の弱い光でも気になってしまうもの。部屋が明るいと眩しくて寝付きにくいんです。
その点、TaoTronics TT-AP005のライトは完全に消すことができるので、寝室に置いても睡眠の邪魔になりません。
ライトを消せば寝室でも使えますね
メンテナンス性:慣れが必要
空気清浄機の宿命で、定期的なフィルターの掃除や交換が必要です。
どのくらい面倒なのか、お金がかかるのか。
メンテナンスのやりやすさを見てみます。
フィルターの掃除
月に1回ほど。柔らかいブラシや掃除機のホースを使って、プレフィルターにの溜まったぬけ毛やホコリなどを取り除いてください。(※注意:水洗いはできません)。
だそうです。
月1で良いのは助かる一方、フィルターが円柱で掃除しにくいのがネック。
長柄の掃除機だとかなりつらいので、ハンディクリーナーは必須です。
面倒ならフィルターを使い捨てするものアリかもしれません。
フィルター交換
計2160時間、3〜6か月毎に交換することをお勧めします
とのこと。
フィルター交換時期は、本体がLEDで知らせてくれます。
耐久性:未評価
2週間、一度も電源を落とさず使い続けてみましたが、問題なく動いています。
とはいえ発売すぐの製品のため、長期的な耐久性の評価はできていません。
不具合がでたときは、ここに追記したいと思います。
保証:30ヶ月の超ロング
TaoTronics製品には、購入日から12か月間+18か月間(製品登録後)の保証が付帯します。
安くない商品なので、長期保証があるのは安心ですね。
実際に使ってみた感想
テレワーク用デスクのある6畳の部屋のかたすみに置いて、2週間ほど使ってみました。
デスクからの距離1メートル、風量「Auto」で運転させ続けた感想レポートです。
音は全く気にならない
音は全く気になりません。
目の前のAmazon Echoから流れてくるBGMの音にかき消されています。
風量少なめで回り続けていたのも要因だと思いますが、少なくともTaoTronics TT-AP005の音のせいで集中力が削がれることは一切ありませんでした。
無駄に寒くならない
体に風があたって寒くなることがありませんでした。
他の空気清浄機を使っていたときは、わりと首肩に風を感じていたのですが。
TaoTronics TT-AP005、風がやわらかいのでしょうか。
空気清浄能力は確か
花粉が多くなる3月でも、デスク周辺にいる限り、花粉を感じることはありませんでした。
ぼくは花粉症がひどいので、若干の花粉ですぐ鼻詰まりや目のかゆみなどの症状が出るのですが、特に出ることもなく。
TaoTronics TT-AP005、たしかな空気清浄能力だと思います。
TaoTronics TT-AP005はこんな人におすすめ
まとめ:良い意味で、存在感なし
総合評価:
部屋の空気をキレイにしてくれる、空気のような存在、とでも言いましょうか。
置いておけば淡々と働き続ける。コンパクトなので場所も取らない。音も静か。光も消せる。良い意味で目立ちません。
フィルターが掃除しづらい形をしているので★-1しましたが、機能・性能はしっかりしており、頼りになるのはたしかです。
良いものだと思います。ぜひチェックしてみてください。
以上「TaoTronics TT-AP005レビュー | 静音・パワフル・コンパクトな、8〜20畳対応空気清浄機」でした。