提供:GameSir
GameSir社のご厚意で、同社が2021年10月に発売した小型ゲームパッドGameSir T4 Miniをご提供いただきました。
T4 Miniの特長は、サイズはミニでも機能・性能はフルコンレベルである点。
「削っても悪影響がないところ」を丁寧に削ぎ落としてミニを作っているようで、ゲーミングデバイス専業のGameSirだからこそのワザを感じます。
Switch前提のボタン配列である点は賛否あるかもしれませんが、モノとしては良いので、コンパクトなフルコンを探している方はぜひチェックしてみてください。
GameSir T4 Miniの概要
注目ポイント
- 小さくともフル機能
- Switch&Switch Lite対応
- バックライト調整可能
- マクロ登録対応
- マルチプラットフォーム(Apple Arcadeや)
仕様・スペック
- Working Platform: Switch, Android 9.0 or above, iOS 13 or above, Windows 7/10 or above
- Connection: Bluetooth 5.0 (for Switch, Android, iOS); Wired (for PC)
- Six-Axis Gyroscope: Yes (for Switch only)
- Vibration Motors: Yes (for Switch and PC only)
- Auto-sleep Mode: Yes
- Wake up Switch Console Function: Yes
- Auto-Combo Function: Yes
- Battery: 600 mAh rechargeable Lithium battery
- Product Size: 143x83x53 mm
- Net Weight: 156 g / 0.34 lbs
GameSir T4 Miniレビュー
それではレビューしていきます。
外観・デザイン:まさに「mini」
上から見た全体像。
コントローラーとしては上下幅が狭く、小ぶりです。
ボタンの配列はSwitch型。
ジョイスティックや十字キーもSwitch準拠です。
中央にはホームボタンやマクロボタンなどが集まっています。
向こう側には2段の LR ボタンに加え、充電用USB-Cとペアリングボタンがあります。
LRボタン、横から見ると平坦で、トリガー状になっていません。
L2/R2操作時にトリガーを引くように指を動かす人は要注意。
手前側には何もありません。LEDが見えるだけ。
裏面。ラバークリップや薬指で押せるボタン類はありません。
以上、総じて言うと、通常のコントロール用のボタンはフルでありながら、追加機能用のボタンは削られています。
まさに「mini」です。
大きさ:まさに「mini」
大きさは、比較のため、同じGameSirtのT4 Proと並べてみました。
こうしてみると、T4 miniのコンパクトさがよくわかります。
よく見るとボタン配置も違いますね
重さは実測で152.7g。ラバーグリップなどがないぶん軽いです。
小さく、軽く、コンパクト。持ち歩きにはもちろん、子供向けのコントローラとしても使っていけそうです。
操作性:小さいけれど悪くない
Amazon FireタブレットにT4 MiniをBluetooth接続してマインクラフトをプレイしてみましたが、反応速度に問題は見られませんでした。
小さいと素材が悪いんじゃないの、と思っていましたが、実際に使ってみるとそれほど気になりませんでした。
強いて気になった点を言うなら、コントローラーで手のひらを支えられないため少し手持ち無沙汰に感じるくらいでしょうか。
なお、6軸ジャイロセンサーやバイブレーション機能を搭載しているためSwitchに接続すれば本格的なゲームプレイが可能です。
その他機能:ひと通り揃っている
- ターボ連射
- バックライト調整
- 一発スクショボタン
- XInputとDirectInputのモード切替
- 未使用時の自動スリープ
- バイブレーション強度の調整
など、コントローラに欲しい機能が一通り揃っています。
名前はミニですが、機能はフルです。
電池の持ち:気になる点なし
充電時間は3時間。無線接続の場合はフル充電で10時間のプレイが可能です。
もちろん有線接続で使っている場合、電池の消費は気にしなくてOK。
普段使いの範囲では電池の持ちは問題にならないと思います。
保証:1年
不測のユーザーマニュアルには1年間の保証が付くと中国語で書いています
日本の Amazon でも売ると思うので普通に商品ページや注文履歴から販売者にコンタクトされば日本語で対応してくれると思います。
実際に使ってみた感想
良かったところ
- ミニだけどフル機能
- 操作性を損なわない範囲で軽くて小さい
フルサイズのプロコンは結構かさばるので、T4 miniのコンパクト設計は収納の時に割と助かります。
そして、軽くて小さいにもかかわらず、操作性が損なわれていない点は、さすがゲーミングデバイス専業のGameSir。切り捨てていいところを悪いところの見極めが完璧です。
悪かったところ(とその対策)
- Switch配列は賛否あるかも
- 持ち歩き用ポーチがあるとよかった
Androidゲームもやるぼく的には、Switch配列は少し慣れが必要でした。
もちろん、Switchがメインの人なら気にならないと思います。
また、後持ち歩きを前提とするならポーチはあって欲しかったなあと。
とはいえ100均でクッションポーチを買えば済む話ではあるので、ない=買う価値なし、とはならないんですけど。
GameSir T4 Miniはこんな人におすすめ
まとめ:機能・性能・価格のバランスに優れている
総合評価:
良いものなのではないでしょうか。
GameSir製のゲームパッドはこれまでT4 Pro、G4 Proと使ってきましたが、収納を含めた取り回しやすさや機能・性能・価格のバランスでいうと、今回のT4 miniが一番優れています。
★-0.5は、Switch前提配列が個人的には手になじまなかったから。人によっては気にならないので余裕の★5だと思います。
大きさ的に、小学校低学年でも使えそうなので、うちの長男がSwitchでゲームをやる年頃になったときに使わせてあげるつもりです。
以上「GameSir T4 Miniレビュー | サイズはミニでも機能はフルコン。コンパクトなマルチプラットフォーム対応ゲームパッド」でした。
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