実家でひとり暮らしを続ける母は、昔から几帳面で綺麗好き。2日1回は掃除機をかけ、床はいつもきれいにしています。
そんな母も今年で70代。まだまだシャキッとしているものの、やはり以前より小さく見えるようになりました。気丈なのであまり口には出しませんが、年齢とともに家事が体の負担になってきていることを感じました。
そこで、母に少しでも楽をしてほしいという思いから、ロボット掃除機「Tapo RV30 Max Plus」を実家に導入することにしたのでした。
Tapo RV30 Max Plusの基本情報と特徴(概要)

Tapo RV30 Max Plusのスペックを簡単に確認
- 最大吸引力:5300Pa(髪の毛や微細なホコリも逃さず)
- ナビゲーション方式:LiDAR(レーザー)とIMUによる高精度なマッピング
- 自動ゴミ収集ステーション付き(約2か月間ゴミ捨て不要)
- 水拭き機能付き(モップを装着するタイプ)
- 専用アプリで遠隔操作やスケジュール管理
高齢者目線で嬉しい機能はこれ(母の場合)
ロボット掃除機を使ってみないか?と紹介したところ、母は「掃除機がけを任せられると楽になるね。その時間を別のことに使えるのはありがたいね」と話してくれました。(別のことやるんかい)
また、「広い家に一人きりだとふと寂しさを感じるけど、この子(ロボット掃除機)が動いているのを見るとちょっと気が紛れるかも?」と、意外なメリットにも気がついたようです。
実際の使い勝手は?高齢者が使いやすいポイントをレビュー




というわけで、母の住む実家に持っていき、設置したうえでテストランしてみました。
ナビゲーションの正確さと安全性をチェック


母は昔のロボット掃除機のイメージしかなく、最初は少し疑っていましたが、実際に動きを見て驚いていました。「まっすぐ進んでぶつかるんじゃなくて、ちゃんと道を選んで動くなんて、最近のはすごいね」と感心しながら笑顔を見せました。
また、実家には母が大切にしている茶室があります。「炉があるし茶道具も置いているから、この部屋には絶対入ってほしくない」と母から強い要望がありました。また玄関などの段差入ってほしくない茶室などを避ける姿を見て、「手放しで掃除が任せられるのは助かるね」とも。
水拭き機能について


水拭き機能については、「便利そうだけどモップの管理や洗濯が面倒だから、これは使わないかな」とのこと。
母に余計な負担を増やしたくなかったため、水拭き機能は封印することにしました。
自動ゴミ収集が親世代にぴったりの理由


掃除後のゴミ処理が不要という点に、母は「毎回ゴミを捨てなくていいのが本当に助かる」と嬉しそうでした。
ただ、「ゴミパックの交換方法はよくわからない」と不安を感じていたので、また来たときに自分が交換するよ、と伝えると安心した様子でした。
注意すべきポイントとその対策(リスクと回避策)


スマホ操作に不安がある高齢者でも大丈夫?
スマホ操作について母は最初から苦手意識があり、「突然動き出すとびっくりするし、ボタンを押すだけで掃除が始まって、もう一度押すと戻るぐらいシンプルがいい」と要望を伝えてきました。
なので私のスマホアプリで初期設定などを行い、本体の近くに付属の操作ガイドを置いておくことにしました。そのうえで、母には「本体の電源ボタンで掃除開始、家ボタンで帰還。困ったらこの紙を見てね」とだけ伝えました。
設置場所で失敗しないためのポイント

設置場所は母と相談しながら決めました。
そのとき、「タワーの前方を開けておいたほうが帰還しやすい」「テーブルの脚とかは器用に避けるから気にしなくていい」「とはいえ障害物が少ないほうが掃除の効率は高い」「電源コードやヒモ状のものは巻き込みやすいから床から離しておくほうがいい」など、一緒に実家の片付けをしながらロボット掃除機の特性を少しずつ紹介していくと、すんなり理解できたようでした。
もしトラブルが起きたら?対応方法を事前チェック
母から「機械が絡まったり何かあったら自分ではどうしようもない」と心配する声がありました。
そこで私自身もアプリを使って遠隔で状況確認ができるように準備。実際、一度だけ電気コードが絡まったことがありましたが、LINEで連絡をもらい「とりあえず引っ張り出してから家ボタン押せばいいよ」と伝えたところ、解決できました。
離れて暮らす親だからこそ、こうしたサポート体制は欠かせないな、と思います。
実際に1週間使ってみた母の感想


実際に導入して1週間、再度実家の母を訪れたとき、感想を聞きました。
「1週間で3回くらい使ったかな。買い物とかで外に出かけるとき、部屋のドアを開けておいてピッとボタンを押す感じ。うちは1階が一番広くて掃除が大変だったけど、ほとんど任せられて本当に楽になったよ」と、喜びの声。
さらに最近花粉症の影響で肌が敏感になったそうで、家の中の埃も気になっていたようなのですが、「ロボット掃除機のおかげで埃の心配が和らいで気分もいい」と、想定以上に満足している様子でした。
まとめ
総合評価:
母は「掃除が楽になった分、他のことができて嬉しい」と何度も言ってくれました。遠隔での設定やトラブル対応など、家族のサポートは必要ですが、その手間以上の価値があると実感しています。
離れて暮らす母の負担を少しでも減らせたことが、私にとって何より嬉しいことでした。(実際は他のことをやってるので、負担を減らせたというより、時間を有効活用できるようになった、のほうが近いかもしれません)
皆さんの親御さんにも、同じように役立てばと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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