こんにちは、元mixiユーザーのNAEです。
ラインブログ始まったじゃないですか。新しいもん好きなのでいじくり倒してるんですけどね。
これmixi世代にはウケると思う。だってすごく、mixiと似ているから。
今回はそんなお話。
そもそもmixiってなんでしたっけ?
mixiといえばモンストだよね!
モンスターストライク
posted withアプリーチ
という人には新参者の称号を与えましょう。
mixiはもともとはSNS
mixiのおおもとはSNSです。サービス開始は2004年。
完全招待制かつ匿名でできるという安心感から多くの人に受け入れられた、日本のSNSの始祖であり代表的な存在でした。
ソーシャル・ネットワーキング サービス [mixi(ミクシィ)]
ぼくも学生時代はオフ会の幹事とかガンガンやってウェイウェイしてたっけ。
SNSからソシャゲへ
しかしその大流行は2009年くらいまでしか続かず。
今やFacebookやTwitter、Instagram等の海外モノに押されてSNSとしてのmixiは閑古鳥状態。
そのあおりで株式会社ミクシィの経営も傾きましたがが、モンストの一本足大ヒットで息を吹き返して今に至ります。
ラインブログとmixiが似ていると感じた点
なぜラインブログとmixiが似ていると感じたのか?
機能と雰囲気、ユーザ層の3点から挙げてみたいと思います。
機能
大流行した当時のmixiは非常にシンプルで
- 日記
- 足あと
- コメント
- 友達登録/他己紹介
- コミュニティ
とったカンタンな要素しかありませんでした。(もっとあったっけ?忘れた)
Facebookみたいに複雑怪奇な構造をしておらず、シンプルなぶん活用の幅は広かったのです。
一方のラインブログ。
こちらの記事でその特徴に触れましたが、より基本的な要素を見てみると昔のmixiを思い出すんですよね。
- ブログである = 日記
- いいね/PVが見れる ≒ 足あと
- コメントできる = コメント
- フォローできる = 友達登録
他己紹介とコミュニティ機能を除けば初期のmixiみたいなもんです。無理やりすぎ?
ぼくがラインブログに感じた懐かしさを、きっとmixiにどハマりした世代も感じることができると思います。
雰囲気、ユーザ層
次に雰囲気とユーザ層について。
「普段は情報発信してなかったようなマジョリティな人が多いなあ」というのが印象です。
内輪な雰囲気
完全匿名可能、かつ友人からの招待でしか登録ができなかったmixiの雰囲気はひとことで言うと「内輪」でした。
ラインブログは全世界に記事が公開されるため本当の内輪ではないものの、感じる雰囲気はまさに内輪そのもの。
書くにしろ読むにしろスマホアプリから、という作りのせいかもしれません。
ライトユーザが多い
ユーザ層についてはmixiもラインブログもライトユーザが多いに尽きます。
ブログというとマネタイズやSEOなど「外向け」の施策が気になってしまうところ。
しかしラインブログはそこらへんを切り落とし、ユーザ同士の交流に全精力を注いでいるように見えます。まさにSNS的。
mixiの「内輪」な姿と重なるのはそのせいかもしれません。
怪しいアカウントの存在
ラインブログで記事を書き始めるとわりとすぐにフォロワーが増えます。
しかしフォロワーのプロフィールを眺めてみると
- 「スマホひとつで稼げて収入2倍」
- 「ママ起業でお金が集まる幸せ脳にアップデート」
- 「狙い通り幸せに成功するセミナー講師やってます」
- 「一緒に楽しいコトができる仲間募集中です」
- 「副業で自由な人生を手に入れる方法」
実に怪しいビジネスのニオイがプンプンする怪しいアカウントの多いこと多いこと・・・
mixiでしつこくネットワークビジネスの勧誘にあったことを思い出しました。
ラインブログとmixiで工夫ポイントもよく似ている
そしてラインブログを使って改めて気づいたのが、
工夫ポイントも実にmixiとそっくり
ってことです。
ブログ名とニックネーム
たとえばブログ名。自分のニックネームがそのままブログ名になるので、どういう名前なら目を引くかな?と考えるのが楽しい。
mixiでも自分のニックネームを一生懸命考えていました。友人には由来が通じ、オフ会その他初対面の人にも覚えられやすい名前。
プロフィール
たとえばプロフィール。ニックネームに興味を持った人をさらに引き込むプロフィールの書き方って?工夫のしがいがあります。
mixiでも「あしあと」をつけてくれる人に自分を端的に伝えるプロフィールをずっと考えていました。
記事と日記
たとえばブログの記事。写真、動画、文字とその装飾など使える要素は多いものん、スマホからだけ更新可能という制約があるからこそシャープに「何をどう伝えるか」に集中できる。
mixiはパソコンからでも日記を書けましたが、かわりに使えるのは写真と文字だけでした。制約のレベル感としてはラインブログと対等で似通っています。
タグとキーワード
たとえばタグ。どんなタグをつければ自分の書いた記事が読まれやすいのか?センスの問われるタグの選別・作成がおもしろい。大喜利的に使うのもよい。
mixiではタグはありませんでしたがキーワード検索はありました。自分と趣味や興味が通じる人とつながるため、他の人の日記に使われているワードを研究したもんです。
まとめ:ラインブログはmixiが流行った世代にはウケると思う
というわけで、ラインブログはmixiに似ているからこそ世代だった人には楽しめるのでは、というお話でした。
この記事、mixiの思い出補正ですとか、シンプルなことを工夫して楽しむのが好きなぼくの性格とか、かなり主観が入っています。
ラインブログもブログっていう時点で自由気ままなプラットフォームなので、使い方は人それぞれだと思います。
- 完全趣味のSNSとして楽しむ
- メインブログへの集客ツールにする
- お小遣い稼ぎに使う
- 新規モノをいじり倒して遊ぶ
- 佐野ひなこを観察する
- 桜井日奈子を観察する
- きゃりーぱみゅぱみゅを観察する
- のんを(以下略
今後流行るか、生き残るかはわかりませんが、とりあえず使って楽しんでいければと思います。