Google Pixel 2を個人輸入で買ったのでレビューします。
今回は「ハードウェア編」として、開封〜同梱品の紹介と、Pixel 2本体の特徴をレビューしていきます。
Pixel 2の箱と、同梱品
Pixel 2本体写真のある側でなく、#teampixelと書いてある緑色のほうが上でした。
- Google Pixel 2本体
- 電源アダプタ(USB-C)
- USBケーブル(両端USB-C)
- USB-C〜イヤホン端子変換ケーブル
- USB変換端子(USB-C〜USB)
- 説明書(英語)
- SIMトレイ用のピン
Pixel 2本体はフィルムで巻かれており、フィルムにはGoogle Assitantの使い方が紹介されています。
Pixel 2本体のデザインと質感
表面は、画面上にインカメラ、上下の細長いスピーカーがついています。
裏はカメラ、フラッシュ、指紋認証を搭載。下の方にGoogleのロゴマークがあります。
裏側上部は、Pixelシリーズおなじみのツートンデザイン。
上部はガラスでツルツル、下部はマット仕上げの金属でサラサラした指触りです。
ともに熱伝導率が高く、排熱のよい素材のため、持つとiPhoneのようにヒヤリと冷たさを感じます。
- 左:SIMスロット
- 右:電源ボタン、音量ボタン
- 上:マイク
- 下:マイク、USB-C差込口
横から見るとカメラが1ミリほど出っ張っています。
イヤホン端子はありません。付属の変換ケーブルを使うか、Bluetoothイヤホンを使う必要ありです。
よく見るとエッジ部分に色の違う箇所がありました。
これ、全部で6箇所あります。おそらくアンテナだと思われます。
Pixel 2とiPhone、nova liteの大きさ比較
手持ちのiPhone 6とHuawei nova liteと、Pixel 2の大きさを比較してみました。
iPhone 6と並べると、少しばかりPixel 2が大ぶりです。
角のカーブがPixel 2のほうが若干キツく、シャープな印象があります。
Huawei nova liteと大きさはほぼ同じ。nova liteのほうが横幅が2ミリほど広め、くらいの違いしかありません。
ただし、Pixel 2は上下のベゼルが厚く、画面はnova liteより縦に短くなります。(Pixel 2は5インチ、nova liteは5.2インチ。ステータスバー1.2本分くらい短い)
最近のSamsungスマホやiPhone Xのような、大画面化やベゼルレス化の流れに逆行してる形です。
大きさがほぼ同じとのことで、nova liteに付属してきた純正ケースにPixel 2を入れてみました。
ピッタリとはいきませんが、エッジ部分をガッチリ掴むので、普通に使えそうです。(使わないですが)
厚みは、若干ですがnova liteのほうが薄めでした。
カメラの出っぱりを含めると、筐体のアウトラインはPixel 2よりnova liteのほうがシャープだと感じます。
Pixel 2の画面の見え方・発色
画面は普通にキレイです。iPhone 6やnova liteと比べて遜色ありません。発色もよいように見えます。
ただし、少し角度をつけて見ると色温度が下がって画面全体が寒色じみてきます(青みが強くなる)。
ほんの少しの差ですが、気になる人は気になるかもしれません。
Pixel 2のスピーカーの音質
スピーカーが下サイドについているiPhone 6やnova liteとの比較ですが、音質はよいように感じます。
下サイドにスピーカーがついていると低音が殺されやすいのですが、Pixel 2はフロントに2つついているため、低音含めて音がまっすぐ飛んでくるイメージです。
とはいえスマホのスピーカーなので、音楽や映画を楽しむならイヤホンやヘッドホンを使うほうがよさそうなレベルではあります。
Pixel 2の充電速度
スペック上は15分で7時間分の充電ができることになっています。
Bluetoothキーボードにつないで使いつつモバイルバッテリーで充電、という少し厳しめの条件で試してても、15分で15%ほど充電されました。
電圧測定器を持っていないので体感ですが、nova liteより早いペースです。
Pixel 2の防水・防塵性能
Pixel 2はIP67等級の防水・防塵性能を持っています。
さっそく動画を撮りつつ湯船にくぐらせてみました。
全く動じず動き続けています。おそらく、シャワーくらいならビクともしないでしょう。
ただしIP67は常温の水に対しての防水性能のため、お湯や石けんなど風呂で使うのは推奨されないようです。
まとめ:筐体設計は並だが、他はハイレベル
ハードウェア面の感想を総括すると、筐体設計は並レベルであるものの、それ以外は良質といえます。
見ていて気になった下記3点も、
- ベゼルの厚さ → 親指伸ばす距離が短くなるのは逆に便利
- カメラの出っぱり → カバーで相殺すればよし
- 角度で変わる色温度 → ほぼ正面からしか見ない
と相殺できるので、実用のうえでは問題ないでしょう。
個人的には、愛して使える範囲内におさまっているので満足です。
以上、Google Pixel 2のレビュー(ハードウェア編)でした。
https://www.naenote.net/entry/how-to-buy-google-pixel-2-in-japan