デスクまわりの整備で「3M スコッチ 超強力両面テープ プレミアゴールド スーパー多用途 粗面用 幅12mm長さ4m SPR-12R」を使うことが多いので、
- なぜ両面テープか
- なぜ3Mスコッチ スーパー多用途 粗面用 SPR-12Rか
- 具体的な用途
- 使い方のTips
を、備忘録的にまとめます。
なぜデスクまわりに両面テープか
理由は2つです。
なるべく天板にネジを打ちたくないから
デスクまわりをいじる際、天板になにかを固定したくなることがありますよね。
そのときはだいたいネジを打ち込むと思うんです。天板は木材であることが多いですし、重いものを入れたり支えたりすることを考えるとネジで固定するのが一番安全なので。
でも、ぼくはなるべく天板にネジを打ちたくないのです。厳密にいうとネジはどうしても必要なときの最終手段にしておきたいと考えています。たとえば、軽いものや形状・用途的に両面テープで十分と考えられるなら、ネジはオーバースペックなので使いたくありません。
なぜなら、デスクのセットアップは水物だから。たとえ今のセットアップに満足していても、どうぜ半年後には飽きがきて別のセットアップにしたくなったり、別のイケてるセットアップ用品が出てきたりするんです。その都度ネジ穴を開けていたら天板が穴だらけになるでしょう。
天板は長く使うものなので、なるべく大事にしたいと思っています。またもし将来手放すとしても、裏がネジ穴だらけだとリセールバリューも損なわれます。ぼくも実際にメルカリで天板を探していた時期がありましたが、明確に裏がネジ穴だらけの天板は避けていました。多少のネジ穴は天板の強度にしない、と理解しながらも、です。人の買い物なんて感情8割。
なので、なるべく天板にネジを打たないよう、両面テープで対応できる範囲は両面テープで固定するようにしたいのです。
貼り付ける系ガジェットを再利用したいから
ケーブルホルダーみたいに、なにかに貼り付けて使うことが前提のガジェットってありますよね。最初から両面テープがついているものです。その両面テープってだいたい安物で、剥がすとメタメタになってしまって再利用できません。そもそも貼り替える前提で作られていません。
でもデスクのセットアップや使うガジェットをちょくちょく変える身として、それは非常に困ります。たとえばケーブルホルダーは、配線やデスク上のモノの配置が変わるたび配置先の微調整が入ります。貼り直せないなんて不便が過ぎます。
だからといって都度新しいものを買うのはありえません。お金の無駄ですし、そもそも使えるもの・気に入ったものは再起不能・修復不能なレベルで壊れるまで使い倒すのがぼくの流儀です。
なので、貼り付ける系のガジェットを再利用するため、両面テープは常備必須なのです。
なぜ3Mスコッチ スーパー多用途 粗面用 SPR-12Rか
とはいえ、両面テープならなんでも良いわけではありません。
ぼくが3Mスコッチ スーパー多用途シリーズ、特に12mm幅のSPR-12Rを愛用しているのには、4つの理由があります。
素材によらず使える
デスクまわりは、天板は木材、ガジェットの筐体はプラスチックや金属など、いろいろな素材であふれています。
そのため、木材、金属、塩ビ、プラスチックに対応する「スーパー多用途」がぴったりなのです。
表面が粗くても接着できる
デスクの天板やガジェット類の表面は普段人間が触れるもの。指ざわりに配慮して、サラサラしたマット加工のモノが少なくありません。
そのため、表面が粗くても接着可能な「粗面用」はデスクまわりでこそ重宝します。
工夫すればキレイに剥がせる
3Mスコッチ スーパー多用途 粗面用 SPR-12Rは、一度貼り付けたら長期間高い接着力を維持できる一方、一度剥がれて接着面が空気に触れると接着力がガクンと落ちる、という性質を持っています。
そのため、以下の手順を踏むことで跡を残さず剥がせます。
- 接着面に針やマイナスドライバーを差し込み、少しずつ空気に触れる面積を増やしていく
- 接着したもの同士が剥がれたら、残ったテープを端から巻き取るように少しずつ剥がしていく
デスクが剥がし跡だらけになる憂き目を見ずに済みます。
幅12mmがちょうどいい
「3Mスコッチ スーパー多用途 粗面用」には、幅12mm、19mm、25mmの3つのシリーズがあります。厚みがあるほど接着面積が大きく、接着力が強くなります。
デスクまわりで使うガジェットのサイズ・重さや剥がすときの手間を考えると、幅12mmがベストです。どうしても接着力が必要なら12mmを2枚並べればOK。
以上の理由から、3Mスコッチ スーパー多用途 粗面用 SPR-12Rがベストです。
具体的な用途(管理人の場合)
電動昇降スタンディングデスクの操作盤を固定する
ぼくは電動昇降スタンディングデスクを使っているのですが、昇降操作のためのコントローラ(操作盤)は必ず両面テープで固定するようにしています。そもそも重さが100gもなく、軽く押すだけで操作できるコントローラーです。わざわざネジで固定することもないためです。
これまで複数のスタンディングデスクで両面テープを使ってきましたが、一度もコントローラーが落ちてきたことはありません。(FlexiSpot EJ2、FlexiSpot E8 Banboo、DAISHINスマート昇降スタンディングデスク)
デスク下に貼り付けるワイヤレス充電器を固定する
ワイヤレス充電は便利ですが、充電器をデスクに置きっぱなしにすると見た目がミニマルにならないので、天板下に貼り付けるタイプのもの(deskhack)を使っています。
貼り直しが必要になったことがあり、一度剥がしたのですが、そのときもともとついていた両面テープがヘタってしまったので、3Mの両面テープで貼り直しました。
デスク交換で自分で剥がしたとき以外で落ちてきたことは一度もありません。
デスクに配置するガジェット類を固定する
たとえば
- デスクの側面や端にケーブルホルダーを固定する
- ボタン操作を伴うHDMIスイッチャーを固定する
- ノートPCスタンドの裏にUSB-Cハブを固定する
- 百均アイテムで作ったデスク脇ノートPCホルダーの固定
など。
それ以外
など、幅広に使っています。
本来の接着強度を引き出すための使い方Tips
- 貼る部分は事前に掃除
- 縦向きに複数枚貼るときは垂直方向に並べる
- 貼り付け直後は強めに圧着。そのままガムテ等で固定
- 負荷をかけず24時間放置。揺らしたり引っ張ったりしない
特にデスク天板の底面や側面になにか貼り付けるときは、これらのルールを守ると安全です。
まとめ:ぜひ常備してみては
あらためて振り返ると、ほんといろいろな場面で使っていました。
デスクまわりをいじるときに便利ですのでぜひどうぞ。
以上「3Mの両面テープ「SPR-12R」はデスクまわりに常備しておくと便利」でした。