ノートPCから横に突き出るケーブル類が格好悪いので、L字コネクタなUSB-Cハブ「Baseus USB Type C HUB」を購入しました。
以下がBefore/Afterです。
だいぶスッキリしました。
動作も安定しており、満足です。値段も安く、いい買い物だったと思います。
Baseus L字USB-Cハブを選んだ理由
買うに至るまでの経緯は、管理人のデスク環境に依存する部分が多く、参考になるかわかりません。
もしご興味があればタップして開いてください。
MSTハブの不具合を機に、別デバイスを探し始めた
これまで、画面出力に特化したUSB-Cハブ「
」を使っていました。トリプル4K60Hz出力や100W充電までできる特級品です。(レビューはこちら)
しかし、購入8ヶ月でPD給電が動作不良に。
保証範囲内だったので新品交換してもらったのですが、これをきっかけに、そもそも別製品のほうがあってるんじゃない?という機運が(自分の中で)高まったのです。
そもそもデスク環境が変わったことに気づいた
あらためて振り返ると、Cable Matters MSTハブを買った当初から、デスク環境がガラッと変わっていました。
当初 今
いや「気づいた」じゃねーだろレベルで変わりすぎですね……
USB-C(Thunderbolt3)に関連するところでいうと、
- 外部モニターが、4K含む2面から、ウルトラワイドモニター1面へ
- Webカメラが、ノートPC内蔵から、外付けの高性能カメラへ
の2点が、変更点です。
USB-Cハブに求める要件も変わり、選択の幅が広がった
結果、USB-C(Thundebolt3)経由の入出力に求める要件が変わったのです。
具体的には、
- 4K60Hzが必須 → 1080p60Hz級でOK
- USB-Aは不要 → USB-A必須
- PD充電は、継続して必要
特に大きいのは、4K60Hz出力が不要になったこと。
以前USB-Cハブでなく画面出力特化型のMSTハブを選んだ理由が、4K60Hzの縛りだったのです。
これが外れたことで、一気に選択の幅が広がりました。
垂直に突き出るケーブルをシュッとできるアイテムを選んだ
なら、優先度を落としていた要件を取り込めるものを選びたい。
その要件が、デスクの見た目をスッキリさせること。
具体的には、横向き垂直に突き出ていたUSB-Cケーブルを隠すことでした。
最善の解決策は、USB-C端子がL字であること。
というわけで、探し回ったんですが……どうも国内にはL字端子のUSB-Cハブは取扱がないようで。
L字変換アダプタも考えましたが、経由するものを増やすと相性問題にあたりやすいので、なるべく避けたい。
仕方ないのでAliExpressに飛び込んだところ、信頼のBaseus Official Storeからドンピシャアイテムが出ていたので秒で購入した、というわけです。
Baseus L字USB-Cハブの概要
Baseus L字USB-Cハブには、いくつか種類があります。
今回購入したのは、「5 in 1 4K USB-C Hub」です。
注目ポイント
- L字コネクタで見た目スッキリ
- 最大4K/30HzのHDMI出力
- USB-C 60W PD給電に対応
- 3口のUSB 3.0で高速データ転送
仕様・スペック
- 型番:UCN3227
- 素材:アルミ筐体、ガラス天面、ABS
- カラー:Deep Space Gray
- 入力仕様
- USB-C:PD給電専用、最大100W(20V/5A)
- 出力仕様
- USB-C:PD給電専用、最大60W(20V3A)
- HDMI:4K 30Hz
- USB-A:5Gbps、5V1.5A(最大)、USB3.0/2.0/1.1
- サイズ:118x45x12 mm
- 重さ:82.7g
Baseus L字USB-Cハブ レビュー
では実機を見ていきます。
外観・デザイン:扱いやすいデザイン
「スペースグレー」と呼ぶべき色合い。
ガラス天面、美しいです。
裏側には、各種仕様の印字と、滑り止めの樹脂が。
一番の特徴、L字のUSB-C端子には、Baseusのロゴが印字されています。
ポート類は片側にまとまっています。
USB-Aが3口と、充電用のUSB-Cポート。
なにもない辺があると置き場所に困りにくくなるので、嬉しい配慮です。
HDMIは端っこです。
なお通電するとガラス天面の一部が光ります。
大きさ・重さ:おもちゃみたい
小さいし軽いです。
手で持つと、まるでおもちゃを持っている気分。
公式スペックは82.7gですが、実測は79gでした。
軽いのはいいことです。
機能・性能・安定性:十分
以下の接続経路で利用。動作の不具合や給電不足などは一切ありません。優秀です。
- ハブへの給電:65W(Lilnob Shareより)
- PCへの給電:45 or 60W(ThinkPad X280)
- 画面出力:UWQHD/3440×1080(LG 34WN780-B)
- USB出力:Webカメラ(OBSBOT Tiny)
使い勝手:良いのでは
一旦接続したらあとは放置、という使い方なので、使い勝手はレビュー不能です。
ただ、小さくて軽いので、持ち歩きには便利だろうな、とは思います。
耐久性:不明
使って1週間は故障せず動いています。
長期的な耐久性は不明です。なにか起きたら追記します。
保証:壊れたら新品を買うべし
付属の保証書には
- 1年保証で修理対応するよ
- ただ送料は元払いだよ
とあります。
購入元がBaseus Official Storeなので、保証対応はしっかりしているでしょう。
ただし、国際送料や手続きを考えると、素直に新品を買うほうが良いかと思います。
海外通販で保証を期待してはいけません……
実際に使ってみた感想
実際に1週間、仕事用PCで使ってみました。
L字アダプタは偉大
やはり、横に飛び出ない、というフォームファクタは偉大です。
- 単純に、見た目が良い
- ケーブルに無理をかけていないから断線しなさそう、という安心感
他のポートを邪魔する?
L字なので、隣接する他のポートにかぶります。
が、そもそもハブで接続を完結させるべき(そういうハブのを選ぶべき)なので、無視して良いかと。
安定稼働している
さすがのBaseusブランド。安心感が違います。
これまで65WのGaNチャージャーやデスクライトでBaseusを使ってきましたが、今回もBaseusを選んで正解でした。
こんな人におすすめ
まとめ:日本でも売ればいいのに
総合評価:
良いものなので、早く日本で発売すればいいのに!
と正直思います。
せっかくAmazonにもBaseusのストアがあるんですし、L字コネクタなUSB-Cハブって日本だとそもそも少なくて需要あると思いますし。
ただ、念のため補足すると、iPadPro向けのL字USB-Cハブならもうあるんです。
でもこちら、6 in 1で機能もりもりで高いのと、iPadPro専用の形をしているので気分的にイマイチ……
なので、Baseus L字USB-Cハブ、日本向けの発売を期待したいと思います。
以上「Baseus L字USB-Cハブレビュー | 見た目スッキリ、性能しっかり。早く日本発売してほしい」でした。