骨伝導イヤホンや骨伝導ヘッドセット、テレワークな人からの人気が高まっているそうです。
実際にほぼフルタイムでテレワークしている実体験に基づき、その理由を解説します。
テレワークで骨伝導イヤホンが人気な理由
3つあります。
- どうしても聞かなければならない外音がある
- イヤホンだと耳が痛くなる
- 可能な範囲でセキュリティを確保できる
それぞれ、解説していきます。
理由1:どうしても聞かなければいけない外音がある
1つ目は、どうしても聞かなければならない外音がある、という点。
どういうことかというと、
- テレワーク=仕事と生活の同居である
- 気づかなければならない生活音がある
- 「外音も聞こえる」は安心材料である
ということ。
たとえば、わがやには2人の未就学児がいます。そして、妻にも仕事があります。
するとどうしても、ぼくが家で仕事しつつ子どもたち様子にも目配せする時間帯ができます。
そんなときは、2人がケンカをはじめたり、ケガしたり、泣きじゃくったりしたときは、マイクオフにして抱っこしながら画面共有された資料を見つつ、子供の話と会議の話を両方聞く……なんてことも。
しかしこれをやるには、そもそも泣き声や物音が聞こえなければなりません。むしろ、聞こえていないと不安です。
会議に夢中になるあまり、数m先で起きた悲劇に気づかない。そんな事態は絶対に避けなければなりません。仕事なんかより家族と子供がよほど大事。
すると、カナル型イヤホンのように一切の音を遮ってしまうのはとても不安。家に一人であるときならまだしも、子どもたちの様子を見ながらだと無理です。
子供だけではありません。受け取らなければならない宅配がある、隣人が訪ねてくるかもしれない、聞き取り調査の予定がある、など、人によってさまざまな「どうしても聞かなければならない外音」があるでしょう。
なので外音がちゃんと聞こえることが、ぼくはもちろん、多くのテレワーカーにとって安心材料なのです。
その意味で、形態の関係で外音が聞こえることが保証されている骨伝導イヤホンは、良い選択肢となるのです。
理由2:イヤホンだと耳が痛くなる
2つ目の理由は、耳の痛みです。
テレワークだと、どうしてもWeb会議の時間が増えます。ぼく自身、平日は最低でも1日4時間、多い日だと8時間以上ずっとWeb会議に入っています。
このような状況だと、イヤホンだと夕方あたりに耳が痛くなってきます。
特にカナル型は辛いもの。耳の内壁にずっと樹脂が触れ続けている状態が続くため、耳の内側の肌が荒れやすいのです。最悪、炎症を引き起こします。
耳に優しいとされているインナーイヤー型でも、実際に8時間つけ続けると辛さはあまり変わりません。
つまり、長時間耳にモノが入っていること自体、耳にとっては不健全。(と、実際に両方ためした身として実感しています)
なので、そもそも耳にモノを入れないのがベスト。これを満たすのが骨伝導イヤホンなのです。
理由3:可能な範囲でセキュリティを確保できる
「外音が聞こえる」「耳が痛くならない」の2つだけなら、スピーカーフォンでも大丈夫なはず。
もちろん、自分専用の書斎を持っているなど、1人だけの時間・空間を持てる人ならスピーカーフォンはでもOKでしょう。
しかしそうでない8割の人にとって、会話がだだ漏れなスピーカーフォンは、セキュリティの観点から、選択肢たりえません。
テレワークであっても、仕事の会話は機密情報ばかり。自分の話はある程度仕方ないとはいえ、少なくとも相手の話が聞こえるのは自分だけ、という状態を作るべき。
一方で、骨伝導イヤホン。モノを選べば&音量調整すれば、ほぼ音漏れしません。厳密に言うと、数cmくらいに近づかないと聞こえません。
なので、骨伝導イヤホンはセキュリティ面でも安心、といえます。
実際に使ってよかった、おすすめの骨伝導イヤホン
以上の3つの理由から、ぼくはテレワークのとき、ほぼ常に骨伝導イヤホンを使うようになりました。(それまでいろんなイヤホンやスピーカーフォンをためした結果、骨伝導イヤホンに行き着きました)
実際に使ってみてよかったおすすめ機種は以下の2つ。
両方ともShokz社製ですが、Shokz社は骨伝導イヤホンの先駆者であり、品質はお墨付き。おすすめに挙がるのはごく自然なことかな、と。
まとめ:テレワークに骨伝導イヤホンはおすすめ
まとめますと、
生活と仕事が同居する環境下で、長時間Web会議で機密情報を含む話をする、というシチュエーションにクリーンヒットするのが、骨伝導イヤホン(骨伝導ヘッドセット)
です。
これまで使っていたイヤホンでも当面ならワークすると思うのですが、自分の身体をケアしつつ快適に仕事をするなら、骨伝導イヤホンの導入をおすすめします。
以上「なぜテレワークで骨伝導イヤホンが人気なのか、ほぼフルリモートワークな管理人が解説」でした。