提供:GameSir
香港のゲーミングデバイス専業メーカーGameSir社より、本格ゲームコントローラ「GameSir T4 Pro」をご提供いただきました。
GamrSir T4 Proは、ニンテンドースイッチのみでなく、PC(Windows)、iOSデバイス、スマホ(iPhone、Android)でも使える、マルチなゲームコントローラ。
専業メーカーが作るだけあって、機能や性能はしっかりしています。マインクラフトやフォートナイトなど主要なゲームももちろん対応。
PC版もあるゲームをスマホやタブレットでやる方は、持っておいていいのではないかと思います。
また、値段がわりと安いので、任天堂の純正プロコンだと手が出しづらい、という方はぜひどうぞ。
もし無線にこだわらないなら、有線版のGameSir T4wもおすすめです
GameSir T4 Proの概要
注目ポイント
- スイッチ含むユニバーサル対応
- 半透明デザイン、RGBバックライト
- 3系統の接続方法(2.4GHz / Bluetooth 4.0 /有線)
- 600mah大容量バッテリー
GameSirは香港のゲーミングデバイスの専用メーカー。
Amazonレビューにも「(アナログ操作部分の入力精度が高いことについて)GameSirもたくさんコントローラを出しているだけあるかな」とある通り、値段はおさえつつゲームに必要な基礎性能はしっかりしているのが最大の特徴です。
仕様・スペック
- 対応ハード:PC(Windows)、iOS、Android、ニンテンドースイッチ
- 対応プロトコル:
- PC(Windows):X-input
- Android:HID-Gamepad
- iOS:Apple Arcade、MFi
- スイッチ:Origin Bluetooth / Gyro
- 内蔵電池:600 mAh
- 充電方式:USB-C(5V)
- 代表的な対応ゲーム:iPhone向け、Apple Arcade向け、Android向け
マインクラフト、フォートナイト、グランド・セフト・オートなどの人気タイトルは、だいたい網羅されています。
GameSir T4 Proレビュー
それでは実機をレビューしていきます。
外観・デザイン:シンプルかつ光る
サラサラ加工の表面。
形は普通ですが、ちょっと透けています。
有線接続・充電兼用のUSB-Cジャックは向こう側に配備。
ゲーミングデバイスらしく、電源を入れると光ります。
同梱のスマホホルダーをつけると、こんな感じ。
スマホ画面の角度はもう少し向こう側に倒れても良かったかな、と思います。
ちなみに重さは約200gでした。
機能:行き届いている
さすが、ゲーム向けデバイス専用メーカーならでは、という感じです。
ボタン構成・モード切替
XBoxONEやSwitch Proコントローラなど、複数のコンソールにも対応できるボタン構成です。
また、接続先によってモード切替が可能です。
線形トリガーボタン
人差し指部分のボタンは、押し込み具合で強弱をコントロールできます。
アクセルを強く踏むと早く加速する、ようなイメージ。
プログラマブルなバックボタン
グリップ下に「バックボタン」と呼ばれる4つのボタンがあり、それぞれに
- 1つのボタンの連射
- 複数ボタンの同時押し
- ボタンの連続入力
を割り当てられます。
たとえばストリートファイターでいえば、「しゃがみ弱キック連打」「波動拳」「昇龍拳」あたりをボタン一発で呼び出せます。
ジャイロ
6軸ジャイロを搭載しています。
Switchを持っていないので実際には試せていませんが、公式サイトには「マリオカート 8」や「ゼルダの伝説:ブレスオブザワイルド」で動作確認済とのことです。
バイブレーション
搭載済。強さを5段階で調整可能です。
バイオハザード系も違和感なく遊べるでしょう。
接続:有線も無線もOK
- 後ろのUSB-Cを経由した有線接続
- 付属のUSBドングルを利用した2.4Ghz無線接続
- Bluetooth接続
の3系統が準備されています。
レスポンスを重視するなら有線や2.4GHz、ハンディさを重視するならBluetoothと使い分けるのが良いでしょう。
操作性・レスポンス:問題なし
意図通りに動いてくれます。
ボタン類のクリック感は上々。アナログスティックの反発力や入力精度も試した範囲では文句なし。
遅延は、Bluetooth接続でMinecraftをやってみた限り、不自由さは感じませんでした。
ただFPSや格闘ゲームをやる場合は、1msレベルの遅延が生死を分けるので、なるべく有線のほうがいいかと思います。
保証:あるにはあるが……
付属の説明書には、3ヶ月の交換、12ヶ月の故障保証があると(中国語で)記載されています。
もしかしたら、保証関連のやりとりのどこかで、香港のGameSir本社との連絡が必要かもしれません。
とはいえ、Amazonなどで買った場合は、正規代理店であれば代理店側が日本語対応してくれるはずです。
実際に使ってみた感想
いつも子供たちと一緒に遊んでいるMinecraftを、GameSir T4 Proで操作してみました。(Amazon Fireタブレットとペアリングして使っています。やり方はこちら)
また、子供たち(3歳・6歳)にもコントローラを使ってもらってみました。
最初は戸惑うが、1週間で慣れる
これまでずっとタッチ操作でやってきたこともあり、コントローラ操作には戸惑いました。
ボタンが多いし、それぞれに割り当てられた機能もまた多いし……
車でたとえると、
- タッチ操作:オートマ車
- コントローラ:マニュアル車
のようなイメージ。
結局、それらを頭に入れる&無意識に操作できるまで、1週間くらいかかりました。
が、逆にいうと1週間あれば慣れるし、そっちのほうが操作しやすくなるということ。
スマホやタブレットでマイクラをやっている人は、コントローラを使うと捗るかもです。
特に、指で画面が隠れないのが快適。
ただし3歳・6歳の子供にはきつい
ただ、3歳・6歳の子供たちにコントローラを使ってもらったところ、3分で投げ出しました。
やはりタッチ操作の手軽さにはかなわないようです。
ゲーム時の姿勢はよくできるかも
仕方ないので、コントローラはぼくが使っています。
せっかく無線なので、スマホやタブレット画面の位置を高めに持ってくることで、姿勢が悪くならないように工夫したり。
使っている期間が1週間ちょいなので、明確な効果は実感できていませんが、背筋が伸びているなあとは思っています。
GameSir T4 Proはこんな人におすすめ
まとめ:ただただ使える
総合評価:
しっかりちゃっかり働いてくれます。
お恥ずかしい話、ゲームコントローラを握るのがプレステ2以来だったので、慣れるまで時間がかかりましたが、やっぱりコントローラで操作すると「ゲームやってる感」があっていいですね。
これからも子供とゲームやるときに使っていこうと思います。
以上「GameSir T4 Proレビュー | 基礎力高し。マイクラやフォートナイトもOK。スマホやスイッチでも使える実力派ゲームパッド」でした。
無線にこだわらないなら、有線版のT4wのほうがコスパ高いです。
ボタン配置を自由に変えられる「G4 Pro」もあります
PCでゲームをやるなら、同社のゲーミングキーボード「GK300」もぜひどうぞ。