赤軸のメカニカルキーボードを使っていたところ、少しキーが軽すぎると感じたので5gだけ重いGateron Yellow(黄軸)に入れ替えてみました。
ネットにあまり日本語での情報がないGateron Yellow(黄軸)ですが、実際使ってみると自分にはピッタリでした。
「軽い打鍵感は好きだけど、赤軸だと軽すぎるかも」という人におすすめです。
Gateron Yellow(黄軸)を選んだ理由
Gateron Yellow(黄軸)にした理由は、実際に使ってみて良かったからです。
どういうことかというと、先日入手したKEMOVEというメカニカルキーボードに、お試し用の各色軸セットが入っていたのです。(といっても、黄色・緑・白の3色だけですが)
それらを実際に装着して使ってみた結果、黄色軸が一番自分にとってバランスが良く感じたので、黄色軸のセットを選んだ、ということです。
ちなみに、AliExpressなどでは各色の軸が1つずつ入ったお試しセットが売られていたりします。(4種類入りのかわいいものから、130種類入りのガチものまでさまざま)
キーの重みなどの打鍵感が自分にあっているかは、実際に使ってみないと分からないもの。
どの色の軸がいいか迷った時は、まずお試しセットを買って実際に触ってみることをおすすめします。
Gateron Yellow(黄軸)レビュー
それでは実物レビューいってみます。
なお今回は60%キーボード用なので、68個入りセットを買いました。
購入先はAliExpress。値段はセール中で1,800円くらい。注文から届くまで20日ほどでした。
外観、デザイン
上部は十字型。Cherry MX互換です。
てらてらな黄色ではなく、少し薄め。卵かけご飯みたいな色合いです。
裏側のピンは3本。
60%キーボードに装着するとこんな感じです。
(少し濃い目の黄色は、もともとキーボードに備え付けられている取り外し不可能なパーツです)
打鍵感
荷重50gのリニア軸。タクタイル感やクリック感はありません。
これまで使っていた赤軸と比べると5g重いだけですが、指先に神経を集中させるとだいぶずっしり感じます。
ただし高速タイピングの邪魔にはならないレベルです。
打鍵音
リニア軸なので、軸自体からは音はしません。
底打ちした時と戻る時にキーキャップがカチャカチャと鳴りますが、これは赤軸の時も同じでしたので、軸ではなくてキーキャップの問題です。
実際に使ってみた感想
使ってみて2週間ほど。自分にとってちょうど良い重みでした。
赤軸だと、指を上に置いただけでキーが沈み込んでしまうことがあり、意図せずに文字を入力してしまうことがありました。
そのため、指の重さをキーボードに預けておくことができず、少し手を浮かせておく必要がありました。これが地味に疲れるんです。
ですがGateron Yellow(黄軸)だとそれが起きません。意図して指を押し込んだとき以外は、誤って文字入力されません。手を浮かせる必要もありません。
普段、指をホームポジションに軽く乗せたままの僕にとってこの小さな違いはかなり大きく感じます。
交換してよかったと思います。
Gateron Yellow(黄軸)はこんな人におすすめ
まとめ:結構いい
総合評価:
約1,800円でこのくらい打鍵感が改善するなら、全然「あり」です。
Gateronは(一部の界隈を除いて)あまりなじみのない中国ブランドなので心配になるかもしれませんが、実際に使ってみると結構良いです。特に品質面では課題は感じませんでした。
Cherry MX というブランドにこだわりがなく、互換品でも大丈夫、という方はGateron Yellow(黄軸)を試してみてはいかがでしょうか。
4種類くらいのテスターなら1000円前後で買えるので、ぜひ一度触ってみてください。
以上「Gateron Yellow(黄軸)レビュー | 打鍵感良好。適度な重さの静音リニアスイッチ」でした。