3ヶ月前に購入したばかりのGoogle Pixel 2のLCDが液漏れしてしまいました。
今まさにリアルタイムで画面が侵食されていっています。早く交換しないと……
というわけで、今回はGoogle Pixel 2のディスプレイを自前で修理(交換)したので、レポートします。
Pixel 2オーナーの方は参考にしてください。
Google Pixel 2ディスプレイの交換手順
1.交換用ディスプレイを取り寄せる
Googleでは交換用部品を公式販売していないため、純正品は手に入りません。
またGoogle Pixel 2は日本未発売。国内で交換用部品を買うのは困難です。
そのため、外部業者の扱う互換品を海外から個人輸入で買うことになります。
調べた限り、以下のストアで取り扱いがあるようです。
- Witrigs.com(中国)
- REWA technology(中国)
- Fixez.com(アメリカ)
- RepairPartsPlus.com(アメリカ)
- gadgetfix(アメリカ)
- eBay(アメリカ)
- REPLAE BASE(イギリス)
ご多分にもれず、中国は安め($100前後)、アメリカとイギリスは高め($140前後)です。
値段をリスクをはかりにかけて、どこで買うか決めましょう。
英語や手続きが心配なら個人輸入代行に依頼するのも手です。
参考 英語を一切使わずに海外限定ガジェットを個人輸入する方法
2.画面を外す
部品が手に入ったら、さっそく分解修理です。
Pixel 2の画面を外す&元に戻す手順は、下記動画で解説されています。
- ドライヤーなどで縁を温め、画面と本体の間の接着剤を柔らかくする
- トランプなど薄いものでスキマをこじあけていく
- 360度、少しずつ剥がしていく
写真での解説は以下iFixitが詳しいです。
参考 How to Replace a Google Pixel 2 Screen – iFixit
3.つけ替え&動作確認
修理が完了したら、忘れずに動作確認を行います。
実際の組み立ての様子はこちら。
自前修理の注意点
と、修理自体は自分だけで気軽にできはしますが、注意点もあります。
1.防水ではなくなる
画面を剥がすときに溶かした接着剤。あれがないと水の侵入を防げません。
温めて無理くり剥がした時点で、防水性能はゼロになるものと考えるべきでしょう。
次のような小型の防水接着テープを使えばある程度防水性能は戻るかもしれません。が、自己責任です。
2.保証対象外になる
Pixel 2を分解したり自前修理すると保証対象外になります。
(前略)this Limited Warranty does not apply to damage caused by normal wear and tear, accidents, misuse (including failure to follow product documentation), neglect, disassembly, alterations, servicing other than by Google authorized technicians, and (後略)
出典:Hardware Warranty Center – Google Store Help
とはいえ、個人輸入で買っているので、そもそも保証はあってないようなものだと思いますが……
時間が許すなら修理業者に頼むのが確実
壊してしまうかもしれない、防水性能を確実にキープしたい……
というのなら、Googleが紹介している修理業者に依頼する方法もあります。
参考 保証対象外のスマートフォンの修理 – Google Store ヘルプ
ただしGoogle Pixel 2は日本未発売なため、紹介されているのはいずれも海外の業者。
修理を頼むなら海外輸送が必須なので、戻ってくるまで1ヶ月はかかると思われます。
時間が許す&その間の代替機が準備できるなら、検討の余地があるかもしれません。
まとめ:大事に使おう、Pixel 2
以上、Google Pixel 2のディスプレイ交換手順をまとめました。
ぼくのPixel 2は上のような感じで、日に日に紫色の斑点が増えていっています。遠からず、自前交換することになるでしょう。
そのときはまた、記事に書きたいと思います。
→書きました