Google Pixel 2レビュー(Active Edge編):できることが限られていて微妙

Google Pixel 2レビュー

Google Pixel 2に搭載された、スマホ本体を握るゼスチャー機能「Active Edge」。

Pixel 2発売開始前に、「Google Pixel 2の「握って操作」機能Active Edgeでできそうなこと」と題していろいろ妄想していた、個人的に注目していた機能です。

今回は、実際の使い心地をレビューしてみたいと思います。

スポンサーリンク

Active Edgeとは

スマホ側面に搭載された圧力感知センサーを使って、「スマホが握られた」ことを検知する機能です。

Google Pixel 2の製造を担当したHTC社が持つ「Edge Sense」という技術を利用しています。

Active Edgeでできること

Active Edgeの設定画面

  • アシスタントに話しかける(Google Assistantの起動)
  • スクイーズで消音(アラーム、タイマー、着信音を消す)

2018年1月18日時点で、できることは非常に限られています。

Active Edgeを使った感想

正直、使い勝手はよくありません。Pixel 2を買って1ヶ月たちますが、ほぼ使っていません。

意図通りにコントロールしづらい

スマホを握るゼスチャーは、実際にやってみるとかなり面倒です。

デフォルトの設定だと、結構な強さで握らないと起動しません。しっかり握るためにスマホを持ちかえないといけないので、面倒です。

かといって弱めに握れば起動する設定にすると、スマホを指で挟んで持ち上げただけでGoogle Assistantが立ち上がってきます。

加えて、スマホを持つときに握る強さは状況によりけり。そもそも「この強さ以上で握ったら起動」というコントロール方式がそぐわない気がします。

画面ロックとの相性が悪い

画面ロック状態でもActive Edgeを発動できるんですが、呼び出せる機能との相性が最悪です。

  • Google Assistant起動……検索結果などを見るには結局画面アンロックが必要になる
  • アラームや着信の消音……そもそもロック画面上で操作できるので、握る必要がない

ポケットの中で鳴り続けるPixel 2をノールックで消音する、くらいしか使えるシチュエーションが思いつきません。

ホームボタン長押しのほうが楽

Pixel 2では、ホームボタン長押しでGoogle Assistantが起動します。

長押しも面倒ではあるんですが、わざわざギュッと握るよりは楽だと感じます。

画面ロック状態からの流れでいえば、「握る→話す→指紋で画面アンロック」より「指紋で画面アンロック→ホームボタン長押し」のほうがはるかスムーズにです。

こんな機能があれば輝くかも

このように散々な感じのActive Edgeですが、今後のOSアップデートで純粋なランチャーとして使えるように進化すれば輝くかもしれません。

任意のアクション割当

「握る」はあくまでゼスチャーの1つ。仕組み上は任意のアクションを割り当てられるはずです。

たとえば、こんなことができると楽しいかもしれません。

  • 思ったことをその場で音声入力で記録
  • すぐにTwitterやInstagramを立ち上げる
  • 握ったら妻に「夕飯いらない」連絡が飛ぶ
  • 逆に一握りで「牛乳買ってきて」連絡が済む

出典:Google Pixel 2の「握って操作」機能Active Edgeでできそうなこと – naenote.net

画面ロック状態から直接カメラ起動

一番ほしいのがコレです。

Pixel 2で画面アンロック状態からカメラを直接起動する方法は2つあるんですが、いずれも操作が細かいため、「握る」ほうが楽な可能性があります。

  • 電源ボタンを2度押し
    →わざわざ押さない
  • ロック画面右下のカメラアイコンを左スワイプ
    →指紋認証しているのに、わざわざ電源ボタン1度押しでロック画面を出さない

もちろん「握る強さをどうするか問題」は残りますが……

まとめ:今後のアップデートに期待

以上、Google Pixel 2の新機能「Active Edge」のレビューをお送りしました。

買って1ヶ月たっても使いみちわからないレベルなので、おそらく今後の機能拡張でより使い勝手がよくなっていくものと思います。

「最高のAndroid」と呼ばれるPixel 2にも、まだまだ成長の余地がありそうです。

「それでも実際に使ってみたい」という方は下記記事をどうぞ。

https://www.naenote.net/entry/how-to-buy-google-pixel-2-in-japan

タイトルとURLをコピーしました