提供:hofan
Amazonセラーのhofan様のご厚意で、2020年5月発売のHohem iSteady Xをレビューさせていただけることとなりました。
Hohem iSteady Xは、史上最軽量の折りたたみ式3軸スマホジンバル。
小型軽量かつ高性能な点が売りなのですが、個人的には動画撮影と写真撮影の両方に使える点が気に入っています。
- 動画撮影:小型軽量高性能なスマホジンバルとして
- 写真撮影:自撮り棒やブツ撮り用スタンドとして
動画と写真撮影のクオリティアップと時短を目指したい方は、ぜひチェックしてみてください。
hohem iSteady Xの概要
注目ポイント
- 史上最小・最軽量クラス
- 自撮り棒・写真撮影スタンドにも使える
- 専用アプリで、さまざまなフィルターや撮影モードに対応
小さくて軽いですが、機能・性能は妥協していません。
6.5インチまでのスマホに対応、手元のボタンで簡単操作、フェイストラッキングだってできます。
仕様・スペック
重量 | 259g |
色 | 黒・白 |
対応スマホサイズ | 重量100〜280g、幅55~90mm、最大厚さ8.9mm、最大6.5インチ |
回転範囲 | パン320°・ロール320°・チルト270° |
電池容量 | 2000mAh |
稼働時間(時間) | 8h |
充電時間(時間) | 2h |
hohem iSteady Xレビュー
それでは実機を見ていきましょう。
外観・デザイン:落ち着いている
本体に加え、説明書や持ち歩き用のポーチも付属。
本体は全体的に落ち着いたデザイン。
先端の可動部分は折りたたみ可能。カパッと開きます。
スマホを固定する部分は樹脂で保護。
サイドのボタンに配慮してか、下側のホールドがチョキの形になっています。
グリップ部分は、
- 正面:ジョイスティック等のボタン類
- 左右:ズームと充電用USB-C
と、片手で操作できる構成です。
グリップ下部に付属の三脚をつけると……
こうして立てることもできます。
重さ・大きさ:シュッと小さい
重さ実測256g。
スペックの259gより軽いです。
手は身長172cmの男性。小ぶりに感じます。
三脚なしなら、上着のポケットにスッと入ります。
カバンに忍ばせても違和感がない重さ・大きさ。さすが「史上最軽量」です。
機能:充実、フル機能
hohem iSteady Xは
- 動画撮影用ジンバルとして
- 自撮り棒・撮影スタンドとして
の双方で、充実した機能を備えています。
具体的な使い方を含む紹介は、hohem公式のYouTubeチュートリアル動画を見ていただくのが早いです。超わかりやすく作られています。
参考 iSteady X | Tutorials – YouTube
また、hohem公式の専用アプリではこれら動画の日本語字幕版が見られます。
Hohem Pro
Shenzhen Hohem Technology Co.,Ltd無料posted withアプリーチ
そのため、本記事で「特に便利だ」と思ったポイントに絞って紹介します。
動画撮影用ジンバルとして
hohem iSteady Xは、手元のボタンでモードチェンジが完結するのは便利です。
特によく使うのは
- ジョイスティックボタン:ジンバルの向き調整
- 左ボタン1度押し:撮影開始・終了
- 左ボタン2度押し:写真モード・動画モードの切替
- 左ボタン3度押し:リアカメラ・セルフィーカメラの切替
- 右ボタン1度押し:スマホの縦横向きの切替
の基本機能4つ。
また、フェイストラッキング機能はわが子の撮影に便利です。
スマホの細かな向き調整をhohem iSteady Xにおまかせできるので、自分は子供のほうを見つつ、手を振ったりできる、と。
子供と心を通わせる時間が増えます。
自撮り棒・撮影スタンドとして
hohem iSteady Xは、ブツ撮り用の撮影スタンドにも使えます。
普通、ジンバルは電源を切るとスマホがブラブラします。
が、hohem iSteady Xは回転する3軸をカチッと固定できるので、ミニ3脚にもなるんです。
スマホの上下向き(チルト)も手動調整できるので、たとえば……
こういった上から見下ろすアングルの撮影に使えたり……
水平向きにすれば、手で持った様子の撮影も可能。
カメラを固定したうえで写りを確認しつつ被写体をずらす形にできるので、ブツ撮りスピードが上がります。
手ブレ防止性能:優秀
歩きながら・走りながらで撮影してみました。
- hohem iSteady X
- Google Pixel 4a
歩きながら撮影
(子供と話しながら撮ったため音を消しています)
全然ブレません。安定しています。
が、Google Pixel 4aの場合、手持ちでも同じくらい安定します。手ブレ補正機能が優秀だからです。
走りながら撮影
小走りで撮影しても、上記くらい安定します。
スマホ手持ちでは出せない安定感です。
撮影の自由度:楽だが、制約もある
アングル等の自由度
hohem iSteady Xを使うと、
- 地面スレスレから上を煽り見るアングル
- 子供と手をつなぎながらの自撮り
など、スマホの手持ちだと苦労する撮影も楽にこなせます。
あると撮影が楽、ではあるのですが……
撮影開始時の手間
制約として、撮影するときhohem iSteady Xにスマホを取り付けなければなりません。
スナップ撮影など、サッと取り出してパッと撮影したいシチュエーションには不向きです。
hohem iSteady Xの出番は、「これから動画を撮る」と決まっているときだけに限られるでしょう。
普段からライブ配信をしている人なら持ち歩いても良いのかもしれません
耐久性:未検証
使って2週間ほどなので、耐久性は検証できていません。
故障したとき、ここに追記します。
保証:1年間のメーカー保証
hohem iSteady Xには、1年間のメーカー保証がつきます。
安心して使えます。
hohem iSteady Xはこんな人におすすめ
まとめ:持っていても良いやつ
総合評価:
マルチに使える便利なやつです。
動画撮影用のジンバルは、あって困るものではありません。小型軽量で持ち運びやすいのならなおのこと。
また、ぼくのようなモノ系ブロガーなど、デスクでブツ撮りする人にはhohem iSteady Xの撮影スタンド機能は大変助かるものです。
ぼくのスマホ動画撮影はほぼ子供のスナップ撮影で、常時使えるわけではない……という超個人的な事情を考慮して★-0.5としましたが、モノとしては良いと感じます。
動画と写真撮影のクオリティアップと時短を目指したい方は、ぜひチェックしてみてください。
以上「hohem iSteady Xレビュー | ブツ撮り用スタンドにもなる、小型軽量高機能スマホジンバル」でした。