提供:VeSync
VeSync様のご厚意で、2021年11月発売のスマート空気清浄機Levoit Core 300Sのレビューさせていただけることになりました。
花粉の季節、嫌ですよね。管理人も毎年やられています。
そんな折、空気清浄機は頼りになる存在です。玄関に置いて花粉をシャットアウトしたり、リビングや寝室の花粉を一網打尽にしたり。
しかし、これまでの空気清浄機は
- 実際の花粉除去効果が見えない
- どこに置くと効果的かが実測できない
という欠点がありました。
結果、とりあえず置いて、つけっぱなしにしておいて……という雑な運用になっている人、多いと思います。(わがやもそうです)
しかしLevoit Core 300Sは、スマホアプリ連携により、本体が測定した空気のキレイさを時系列で可視化できます。
すると、
- 本体の場所を変えることで、花粉の侵入源やたまり場を特定
- 時系列での可視化により、花粉が入りやすい時間帯やタイミングを特定
- 設置場所や動作スケジュールの調整により、花粉除去効果を継続改善・最大化
という、データに基づく科学的な運用が可能に。
結果、「1秒でも早く花粉がなくなる自宅」をより短期間で実現できる、というわけです。
ついでにアレクサ対応していたり、スケジュール機能で時間帯別に風速を変えられたり、便利系の機能もしっかり。
「家の空気清浄機は全部Levoit Core 300Sに変えたい!」と思えるくらい良作でした。
ちなみに、アメリカでベストセラーを獲得した機種のバージョンアップ版だそうです
Levoit Core 300Sを導入した理由
花粉きらい。
以上です。
Levoit Core 300Sの概要
注目ポイント
- 室内の花粉を根こそぎ除去する「花粉モード」搭載
- 独自開発のレーザーセンサーによる高速・高精度な粒子検出
- スマホアプリ連携。アプリから操作可能
- アレクサやGoogleアシスタント連携。他のスマート家電と同期OK
仕様・スペック
- サイズ:22cm x 22cm x36cm
- 適用面積:20畳(33㎡)
- 清浄時間:8畳/13分
- 運転音:22dB~48dB
- 電源:AC 100V50/60Hz
- 消費電力:弱3.3W~23W
- 本体重量3.5kg
Levoit Core 300Sレビュー
それではレビューしていきます。
外観・デザイン:
上面にLEDライトがあったり、操作盤がタッチ式だったり、底面のフタからフィルターにアクセスできたりと、一般的な円筒形空気清浄機と変わらないデザインです。
特に個性はないですが、そのぶん買ってすぐ使いこなせると思います。
本体の操作:ひと通り可能
- 電源オン・オフ
- 風量モード変更
- タイマー設定
- チャイルドロック
「スマート」ではない普通の空気清浄機を同じように、本体のタッチパネルからいろいろ操作できます。
が、スマホアプリでの操作のほうが便利、かつできることが多いです。
ので、本体操作はスマホアプリの初期セットアップや、いざというときしか使いません。
スマホアプリでの操作:超便利
VeSync
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専用アプリ「VeSync」で操作します。
初期セットアップ
- ユーザ登録
- 空気清浄機の紐づけ
- WiFiと接続
- おしまい
アプリの指示に従えばOKです。
すべて日本語化されているので迷う余地はありません。
スマート家電を1つでも使ったことがある人なら3分で終わります。
モード変更・風量調整
複数の風量モードにくわえ「花粉モード」を搭載。
花粉モードは
- 5分間強めに動かして根こそぎ空気清浄
- 15分間は風量オートで稼働
- 以上を20分サイクルで繰り返す
という、花粉は絶対に逃さん!という意思を感じるモード。
このモードのままにしておけば、だいたい大丈夫です。
PM2.5測定と動作モードの可視化
屋内のPM2.5(μg/m3)と動作モードが可視化されます。
たとえば↑グラフがガーッと上がっているところは、
- しばらく玄関を開けっ放しにしなければならず
- それにあわせて「花粉モード」に手動で切り替えたところ
- 空気がシューッとキレイになっていった
……という様子が可視化されたものです。
結構よくないですか?
スケジュール
とはいえ、四六時中「花粉モード」だと少しうるさいので、
- 夜間はオフ
- 朝〜夕方は「花粉モード」
- 寝る前は「オートモード」
と切り替えています。
アレクサ、Googleアシスタント連携
アレクサとGoogleアシスタントと連携可能。音声操作にも対応しています。
正直、空気清浄機単体を音声操作するシチュエーションは想像しづらいです。
が、ほかのスマート家電と連携させるオン・オフやモード変更したい場合は便利でしょう。
たとえば、帰宅して「アレクサただいま」と言うと全部電気がつくのにあわせて空気清浄機も動く、とか。
その他設定
- 部屋の広さにあわせた標準風量の設定(自動モード設定)
- フィルターの交換時期お知らせ
- LEDのオン・オフ切り替え
など、細かな調整や設定も一通り可能。
機能としての網羅性は文句なしです。
PM2.5(花粉)測定精度
とはいえ可視化されたPM2.5量って信用できるの?
と思ったので、
- 花粉が多い日の屋外での測定結果
- 同日、屋内での測定結果
を比べてみました。
屋外での測定
スギ花粉がめちゃくちゃ飛んでいる日の午前中、マンション4階のベランダで測定。PM2.5は25μg/m3でした。
屋内での測定
別の日ですが、玄関に置いて測定した結果はおよそ2〜9μg/m3でした。
屋内と屋外でめちゃんこ数字が違うので、ちゃんと花粉は検知しているようです。
林野庁の2011年資料(PDF注意)によると、スギ花粉1つあたり12ナノグラムだそう。やろうと思えば数字の妥当性も検算できますが、そこまで求めてないので割愛します
空気清浄能力:しっかり吸っている
ざっくりいうと以下。
- 花粉など細かな粒子:よく吸っている
- ほこりなど大きめの粒子:吸っている(がセンサーの反応は鈍い)
具体的には……
花粉など、目に見えない細かな粒子
そもそも花粉は目視できません。スギの花粉の直径は0.03mm。
なので実際に吸っているかは
- スマホアプリに表示されるセンサーの数値
- 自分自身の花粉症の症状
を頼っての評価するほかありません。
その点で言うと、
- アプリで可視化された空気のキレイさに基づくと、「よく吸ってる」になる
- 花粉症の自覚症状的に、自宅の玄関に置いてから花粉の侵入が減った実感もある
が、評価です。
第三者的に測定できないので、あくまで主観レベルになってしまいますが、空気清浄能力はしっかりしていると感じます。
ほこりなど、目に見える粒子
フィルターの表面にそこそこほこりが付いていることから、ちゃんと吸っていることがわかります。
もともと2日に1度は掃除機をかけていて、あまりほこりが舞っていない状態のなか、これだけ吸っていれば良いほうでしょう。
ただし、独自開発のセンサーとやらはほこりの検知には弱いようで、センサーの目の前で上着をはたいても風量が変わりません。
あくまでPM2.5や花粉などの細かな粒子に強いアイテムのようです。
ほこりに対するセンサーの反応が鈍くても、結果吸ってくれてるなら文句ないです
メンテナンス性:OK
長く使うものなので、メンテナンスのしやすさも見ていきます。
フィルター掃除
日々のメンテとして、フィルター表面のホコリを掃除機で吸いとります。
DysonのFluffy的な、吸込口でモップがクルクル回る掃除機だと、フィルター自体が勝手に回ってくれるのでやりやすいです。
が、そうでない場合は少しコツが必要かも。
フィルター交換
スマホアプリのフィルター交換メニューを見ると「Amazonにはないです」と表示されます。
が、ググったら普通に売ってました。安心。
保証:2年
標準で2年間の保証がつきます。
そこそこ値が張るものなので、初期不良時の交換を含め保証がしっかりしているのは安心でしょう。
実際に使ってみた感想
良かったところ
- 空気のキレイさや清浄効果が可視化できる
- どこに置くと効果的か実測できる
- スケジュール機能で無駄なく動かせる
リビングのいろんな位置、換気口の近くや玄関など、1日ずつ空気のキレイさを実測した結果、わがやでは玄関で動かすのがもっとも効果的だと判明しました。
・・・という比較・調査ができるのが、Levoit Core 300Sの良いところ。
スケジュール機能を含め、空気清浄効果(花粉除去効果)を最大限引き出せているので、とても納得感が高いです。
悪かったところ
- なし
正直、空気清浄機としての悪いところは見当たりません。
あえて書くとすると、加湿機能もあればよかったかなー、くらい。花粉って空気中の水蒸気にくっついて床に落ちるって言いますし。
ただ、加湿のない空気清浄機に要求すべきものじゃないので、悪いところは「なし」としました。
Levoit Core 300Sはこんな人におすすめ
まとめ:花粉の季節にぜひどうぞ
総合評価:
1秒でも早く自宅内から花粉がなくなってほしいし、侵入した花粉は0秒で滅殺されてほしい。
Levoit Core 300Sは、そう願う人の強い味方です。
ぜひチェックしてみてください。
以上「Levoit Core 300Sレビュー | 花粉除去効果が最大化できるスマート空気清浄機」でした。