- 標準音質:1時間あたり約80MB
- Ultra HD:20分で約480MB(=1時間あたり約1440MB)
でした。
再生する音楽によって違うと思いますが、アマゾンの音楽系サービス(Prime Music、Music Unlimitedなど)でストリーミング再生をしたい方は参考になさってください。
データ通信量の実測値(標準音質)
計測条件は以下です。
- 利用サービス:Amazon Music Unlimited
- 再生アプリ:Sound+(Alexaが使えるアプリ。ビットレート調整機能なし)
- 流した音楽:J-POPステーション
- 計測時間:4時間(通勤往復2時間×2日)
1時間あたり約80MB
4時間で315MBなので、1時間あたり約80MBでした。
月あたりに直すと、約5.1GB/月
月あたりのデータ通信量をざっくり試算すると以下の通り。
- 平日の通勤・通学で往復2時間聴く
→ 3.2GB(20日×2時間×80MB) - 土日の外出で1日3時間ずつ聴く
→ 1.92GB(8日×3時間×80MB)
トータル、5.12GB/月。
ずっと使い続けるにはキツい数字です。月末の通信制限にも引っかかりかねません。
データ通信量の実測値(Ultra HD)
計測条件は以下です。
- 利用サービス:Amazon Music Unlimited
- 再生アプリ:Amazon Music公式
- 流した音楽:Ultra HDチル
- 計測時間:20分
1時間あたり1440MB
あまりのペースにスクショを撮り忘れてしまいました。
が、20分で約480MBでしたので、1時間に割り戻すと1440MBになります。
月あたりに直すと、約92GB
月あたりのデータ通信量をざっくり試算すると以下の通り。
- 通勤・通学で往復2時間聴く
→ 57.6GB(20日×2時間×1440MB) - 土日の外出で1日3時間ずつ聴く
→ 34.56GB(8日×3時間×1440MB)
トータル、92.16GB/月。
格安SIMでは到底無理。通信し放題のプラン一択のレベルです。
一度ダウンロードされた音楽データはスマホに一次保存されるので、実際はこれより少ないはず。でも余裕で月10GBは超えるでしょう
データ通信量を節約する方法
1. 音質(ビットレート)を下げる
Amazon Musicアプリの「設定」メニューから、「ストリーミング再生のビットレート」を「最速ストリーミング」にすると、データ通信量が減ります。
音質を妥協するかわりに、音楽のデータ量を抑えるためです。
とはいえそこそこ音が悪くなるので、あまりおすすめしません。
2. 事前にダウンロードした音楽だけ聴く
Amazon Musicアプリで、聴く音楽を事前にダウンロードしておく方法です。
ダウンロード済の音楽を再生するだけなので、データ通信量は初回ダウンロード分のみで済みます。
ただし、たくさんダウンロードするとスマホのストレージ容量をかなり食うので注意が必要。また事前に音楽を選ぶのはそこそこ面倒です。
特定の曲をヘビーローテするならいいんですが、そのときの気分にあった音楽が聴きたい人にはおすすめしません。
3. 「カウントフリー」を利用する
BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー・オプション」を使うと、Amazon Musicを含む以下サービスでデータ通信し放題になります。
料金は、音声通話SIMだと+480円、データ通信SIMだと+980円。
有料ではあるものの、月5.1GB使える格安SIMだと月2000円くらいかかることと、YouTubeなど動画系もカウントフリーになると考えれば激安です。
その他詳細は公式サイトからどうぞ。
公式 BIGLOBEモバイル
まとめ:使い続けるならデータ通信量対策は必須
まとめます。
- Amazon Musicのストリーミング再生は
- 標準音質の場合、1時間あたり80MB通信する
- Ultra HDの場合、1時間あたり1440MB
- 月に直すと5.1GB/月であり、通信制限のおそれがある
- ビットレート設定、事前ダウンロード、カウントフリーなどの対策は必須
以上「Amazon Musicのストリーミング再生にかかったデータ通信量の実測値と節約方法」でした。