無刻印キーキャップに強いこだわりを持っている管理人。
先日購入したメカニカルキーボードKEMOVE DK64-66も無刻印化すべく、DolchカラーのOEMプロファイル無刻印キーキャップを購入しました。
購入元はAliExpressのこちら。有名ではないショップでしたが無事に届き安心……
したのもつかの間、パッケージングに泣かされました。
なぜパッケージングで泣いたのか
届いたパッケージがこちら。
1つの箱にキーキャップがぐちゃっと入れられています。
無刻印キーキャップを使うぼくにとって、このパッケージングは禁忌です。
理由は……
キーキャップは列によって形状が違う
上の図のように、メカニカルキーボードのキーキャップはR1〜4/Space(=キーの列)で形が違います。(DSAのみほぼ同じ)
本来は、キーに印字された英数字や記号で「これはR1だ」など特定できるんです。
ですが……
無刻印キーキャップは印字から列が特定できない
しかし無刻印キーキャップには印字がありません。
なので「印字から列を特定」が不可能なのです。
結果、上の写真のような状態になります。
もやはどれがどの列なのかわかりません。
真っ白なジグソーパズルが目の前にぶちまけられたような気分です
どのように解決したか
- 明らかに背が高いキーを分別する
- 残りのキーを全部、裏返す
- キー底面の角度が同じものをグルーピングする
- 別のOEMプロファイルのキーを使って、各グループがどの列のものか特定する
うまい方法が思い浮かばなかったので、力技で解決しました。
104個のキー、全部分類し終わるまで30分くらいかかりました。
賽の河原で石を積んでいるような感覚でした
とはいえ、買い物としては満足
とはいえ、
- 過去購入したグレーのキーキャップの色味が微妙に下品だった
- そもそも筐体が黒・赤なので、Dolceカラーのほうが似合う
ということで、ずっと買いたかったDolchカラーのキーキャップ。
換装にそこそこ苦労はしたものの、
- 色味が思った以上にきれいで、見た目がシュッとなった
- 破格の値段だった(相場2,500〜円のところ、1,400円台で購入)
ということで、苦労の甲斐はあったし、買ってよかったと思っています。
商品名に「Dolch」と書いてあっても、アイテムによってグレーの上品さが全然違うようです。今回は良いものを引きました
まとめ:無刻印キーキャップユーザはパッケージングに気をつけよう
きっと、相場相応の金額のショップから買っていれば、ちゃんとキーの列ごとに個別にパッケージングされたものが届いたと思うんです。
今回は相場より4割ほど安いショップで買ったので、パッケージングも少し雑だったのかもしれません。
もし同じ無刻印キーキャップで値段差が大きいケースを見かけた場合、純粋なモノの良さの差はもちろん、パッケージングの差もあるかもしれない、と思っておくことをおすすめします。
以上「OEMプロファイルな無刻印キーキャップを購入したら、ありえないパッケージングに泣かされた話」でした。