提供:RAVPower
PCにスマホに、なにかと高速充電の出番が増えてきている昨今。
自宅はもちろん、出先でも高速充電できることが、もはや必須になりつつあります。
しかし問題なのが
- 高出力
- マルチポート
- 小型・軽量
- (値段がリーズナブル)
と、バランスの取れた充電器がなかなか出てこないこと。
どうにかならないの?
という折、2020年4月に、充電器を主に扱うRAVPowerからすべてを満たす充電器が発売されました。
それが「RP-PC128」です。
本記事では、RAVPower RP-PC128の注目ポイントや、実際に使ってみたレビューをお届け。
家でも出先でも活躍できるモバイルチャージャーを探している方の参考になれば幸いです。
RAVPower RP-PC128の概要
注目ポイント
- 高出力:90Wの高出力で充電がすぐ終わる
- 多ポート:USB-C(PD)2ポートを備える
- コンパクト:MacBookの87Wアダプターより約34%小型化
- 安全・安心:PSE認証済み・マルチ保護システム搭載
スペック
- サイズ:約65 x 65 x 32mm
- 重量:約195g
- 入力:AC 100-240V 50/60Hz 2.5A
- 出力(最大): DC 5V=3A, 9V=3A, 12V=3A, 15V=3A, 20V=4.5A(2ポート合計最大90W)
- カラバリ:ブラック、ホワイト
RAVPower RP-PC128のレビュー
それでは、実物レビューに入ります。
デザイン:シュッとミニマル
今回はブラックを選択。
表側にはLEDとUSB-Cが2口。PD表記されています。サイドにRAVPowerのロゴ。
裏側には折りたたみ式のコンセントプラグ。
反対側のサイドにも、RAVPowerのロゴが入っています。
下側に各種規格。安心の印であるPSE認証マークもしっかりついています。
コンセントに挿すと青色のLEDが光ります。
全体的に無駄がなく、最低限のデザインで好感が持てます。
大きさ:持ち歩きやすいサイズ感
iPhone 8と比べると、だいたい半分くらい。
カバンの中に無理なく収納でき、持ち歩きやすいサイズ感です。
ただし厚みがあるため、スマホ専用の内ポケットに入れるのは難しいかもしれません。
重さ:ただただ軽い
公式では「約195g」でしたが、実測は190gでした。
付属するUSB-Cケーブルとあわせると、実測230g。
仕事で使っているThinkPad X280の標準ACアダプタ(65W)がコード込みで285gなので、より高出力なのに卵1個分軽いことになります。
GaNの勝利ですね。
充電速度:十分
手元のUSB-C機器(60WのノートPCと18Wのスマホ)へ同時に給電してみました。
いずれも問題なく、十分なスピードで充電されます。
最近は30Wで高速充電できるスマホが増えてきていることを踏まえると、ノートPCとスマホの同時充電のため90Wは確保しておいたほうがいいかもしれません。
発熱:ほぼなし
1週間ほど使ってみましたが、目立った発熱は見られませんでした。
触るとほんのり温かいくらい。「熱い」という人は誰もいないと思える水準です。
PSE認証済なだけあって、発熱はじめ各種安全面は大丈夫そうです。
保証:最長30ヶ月
- 購入日から18ヶ月の長期保証
- 製品登録すると+12ヶ月延長保証
2年半あれば十分でしょう。
(参考)似た製品との比較
RP-PC112、RP-PC133との比較
RAVPower RP-PC128 | RAVPower RP-PC133 | RAVPower RP-PC112 | |
---|---|---|---|
出力 | 90W | 65W | 61W |
ポート | USB-C×2 | USB-C USB-A | USB-C |
大きさ | 65x65x32mm | 55x55x31.5mm | 49x49x32mm |
重さ | 190g | 115g | 104g |
コンセント 折りたたみ | 可能 | 可能 | 可能 |
値段 | 5,599円 | 4,599円 | 3,999円 |
65Wクラスでコンパクトさ重視の
や と比べると、RP-PC128は出力・大きさ・重さ・そして値段も大ぶりです。そのため、
と選ぶと良いでしょう。
同じ出力の他社製品との比較
RAVPower RP-PC128 | Nimaso | Freedy EA1707 | |
---|---|---|---|
出力 | 90W | 90W | 90W |
ポート | USB-C×2 | USB-C×2 USB-A×2 | USB-C×2 USB-A×2 |
大きさ | 65x65x32mm | 114×100×20mm | 120x105x21mm |
重さ | 190g | 340g | 270g |
コンセント 折りたたみ | 可能 | 不可能 | 不可能 |
値段 | 5,599円 | 7,699円 | 9,900円 |
同じ出力でも特徴は異なっています。
全体のバランスはRP-PC128が優れていると感じますが、あえて言うならば
- 持ち歩かない&4ポート必須なら、Nimasoかamazon asin=”B07QYMQ37X” text_only=1 title=”Freedy”]の好きなほう
- そうでない場合は、RP-PC128
というすみ分けかと思います。
実際に使ってみた感想
1週間、RP-PC128をデスク下のタップに挿して使ってみたんですが……
姿が消える。使っている実感がない
特にトラブルなく、縁の下の力持ちとして、淡々と十分量の給電をしてくれ続けています。
「知らせがないのは良い知らせ」とでもいいますか、ただただ静かに働いてくれるため、正直使っている実感があまり湧きません。
空気と同じで、なくなったときに初めて大事さがわかるタイプなんだと思います。
電源タップを圧迫しないのは嬉しい
ただ1点だけ。電源タップを圧迫しないお行儀の良さは好感が持てました。
デスクまわりの電源タップは渋滞しがちなので、他の電源を邪魔しないデザイン&サイズ感は、地味に大事です。
RAVPower RP-PC128はこんな人におすすめ
まとめ:高速充電器の定番になれるかも
総合評価:
自宅でも出先でも高速充電したい人にとって、RAVPower RP-PC128は最適解になりえます。
出力、大きさ、軽さ、そして値段のバランスはとにかく優秀。ぜひ一度チェックしてみてください。
以上「高速充電器の新定番?RAVPower RP-PC128のレビュー」でした。