RazorPitレビュー | カミソリが3倍長持ちするクリーナーをガチ評価してみた

5.0
RazorPit

カミソリの替刃、高くないですか?

ぼくはジレットフュージョンを使っているのですが、10個入りで3,290円もします。

どれだけ丁寧に使っても10日くらいで交換なので、計算すると年間およそ1万円もカミソリの替刃だけに使っていることに。

NAE
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これどうにかならない?

というわけで、今回ご紹介するのは、カミソリの刃の寿命を3倍にするRazorPitです。

RazorPitは、樹脂製のカミソリクリーナー。刃の劣化の原因になる付着物を特許取得の摩擦技術でピカピカに落とすことで切れ味を長持ちさせます。

寿命が3倍となると、ジレットフュージョンの場合、1年間の替刃代を7,000円節約できることに。

NAE
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RazorPitは本記事執筆現在で1,980円なのですぐ元がとれますね

カミソリの替刃代を節約したい方はぜひどうぞ。

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RazorPitの概要

  • カミソリの刃を長持ちさせるクリーナー
  • 2011年特許取得の研磨技術
  • ゴミを減らし、環境にやさしい

見た瞬間「まじかよ」と思いました。

カミソリの刃は当然のごとく使い捨てるもの、と思っていたため、長持ちさせようなんて気が一切なかったからです。

でもよく考えてみたら長持ちしたら嬉しいし、値段も安いのですぐペイしそうだし、衝動買いしました。

RazorPitのレビュー

RazorPitのパッケージ外箱デザイン

それではレビューしていきます。

外観、デザイン:ただの樹脂製の板

RazorPitの売り文句
  • 「半永久的にカミソリ替刃のコストを大幅削減できる世界レベルなエコクリーナー」
  • 「すべてのカミソリ刃にオールアラウンドに対応」

だそうです。期待が高まります。

RazorPitの受賞歴、特許情報
  • 2011年デンマーク成長製品特別賞
  • 特許登録:特許1979131 他

なんかすごそうなことが書いてあります。

しかし……

RazorPitの外観

開けてみると、ただの樹脂の板が出てきます。

RazorPitにカミソリを載せたところ

こんな感じでカミソリを置けます。

NAE
NAE

こんなので本当に寿命が延びるの?

使い方:1回1分もかからない

RazorPitに乗せるシェービングジェルの量

シェービングクリーム、ジェル、または石鹸をRazorPitにつけます。

RazorPitでカミソリの刃を磨いているところ

カミソリをRazorPitの表面に押し付け、通常の毛剃り方向と逆に3〜4回滑らせるように押します。

以上です。あとはカミソリとRazorPitを水で流すだけ。

1分もかかりませんし、特別な道具も必要ないので、めちゃくちゃお手軽です。

NAE
NAE

本当にこんなので寿命が延びるの?(2回目)

RazorPitの効果を検証。寿命は3倍になるのか?

というわけで、RazorPitでどのくらい延びるか、検証してみました。

検証方法・環境

普通にヒゲを剃り続け、何日持ったかを検証します。

検証手順
  • 新品の替刃を使い、ヒゲ剃り後に毎回RazorPitで磨く
  • 何日目で交換したくなるか=肌が剃り負けるレベルに刃が劣化したか検証する
  • なお、ヒゲは毎日剃るものとする

なお検証環境として管理人のヒゲ&肌の事情を書いておくと以下の通り。

ヒゲソリからするとかなり厳しい環境下での検証だと思ってください。

検証環境(管理人のヒゲ&肌事情)
  • ヒゲは濃い。毛は太く、1日で生え揃うくらい早く伸びる
  • ひげ剃りは1日1回、朝
  • 乾燥肌ぎみで、剃り負けには敏感

検証の記録

1日目

RazorPitでカミソリの刃が長持ちするか検証。初日

当然、新品同様です。

スルスル剃れますし、肌の痛みはありません。

3日目

RazorPitでカミソリの刃が長持ちするか検証。3日目

刃の上の緑のスムーサーがはげ落ちてきました。

でも切れ味は変わらず。

5日目

RazorPitでカミソリの刃が長持ちするか検証。5日目

緑のスムーサーがほぼなくなりました。

いつもなら、ヒゲを剃るとき刃の表面の硬いものが肌にひっかかる感じがすることがある、くらいです。

しかし一切そんなことありません。引っかかりゼロ。切れ味スムーズ。

10日目(いつもは交換する時期)

RazorPitでカミソリの刃が長持ちするか検証。10日目

いつもは交換を考える時期。刃の表面がイガイガし、剃り負けし始めるタイミング。

しかし全然、切れ味が落ちません。剃り負けもゼロ。

14日目

RazorPitでカミソリの刃が長持ちするか検証。15日目

2週間たちました。いつもなら、カミソリの刃を肌にあてた瞬間「こりゃダメだ」と思う時期です。

しかし、まだまだいけます。切れ味は2〜3日目の水準をずーーっと維持している感じ。

21日目(寿命2倍)

RazorPitでカミソリの刃が長持ちするか検証。21日目

3週間経過。4週間目に突入しました。

でも剃り負けはなく、スルスル剃れちゃいます。

NAE
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いつまで持つんだ?

28日目

RazorPitでカミソリの刃が長持ちするか検証。25日目

4週間経過しましたが……剃り味が落ちる気配がありません。

少しずつ劣化しているものの、まだいつもなら5日目くらいの水準。

「交換しなきゃ」なんて気が一切起きません。

31日目(寿命3倍)

RazorPitでカミソリの刃が長持ちするか検証。31日目
NAE
NAE

本当に寿命3倍になったわ……

まさか替刃が1ヶ月持つとは思いませんでした。しかも切れ味は5日目の水準をキープしており、まだ余裕で使い続けられます

いつもの3倍長持ちすることが確認できたので、検証報告は一旦ここでストップ。刃を交換したとき、あらためて追記しようと思います。

検証結果の考察

寿命が10日→30日以上に。「いつもの3倍長持ちする」は本当でした

理由をふりかえってみると……

  • これまで:カミソリの刃の一部が集中的に劣化→他部分はまだ大丈夫なのに、そこが原因で剃り負けてしまい、交換したくなる
  • RazorPit:刃の全体が均一かつゆっくりと劣化→ダメなポイントが出てきにくく、交換までの期間が長くなる

という感じ。

つまりRazorPitの「寿命3倍」とは、刃が本来持っている耐久力を100%発揮させた結果、と言えます。

NAE
NAE

逆に、10日前後で交換するのはもったいないことだった、ってことです

RazorPitの留意点

RazorPitにはいくつか留意したい点があります。

ヒゲを剃る方向に滑らせるべからず

RazorPit上でカミソリをヒゲを剃る方向に滑らせないようにしましょう。

下手すると表面の樹脂が削り取られてしまい、摩擦洗浄効果が台無しになってしまいます。

ヒゲを剃る方向と逆方向のみに滑らせるよう、注意してください。

砥石ではない。劣化した刃の復活は無理

RazorPitは、あくまで樹脂の摩擦を活用したクリーナー(汚れ落とし)です。

砥石のように、刃を研いで切れ味を復活させる効果はありません。

もし切れ味を復活させたい場合、ジーンズの切れ端で磨くと効果が期待できる、という話もありますが、素直に刃を交換するほうが良いでしょう。

耐久性は未検証。投資帯効果ベースで判断すべし

パッケージには「半永久的に使える」と書いてありますが、実際どうかは正直わかりません。

樹脂製ですし水を使うものなので、そのうち表面が劣化してくると思います。

では逆にどのくらい持てば十分なの?ですが、投資対効果からすると損益がプラスになる3ヶ月くらい使えればOKでしょう。

NAE
NAE

1ヶ月毎日使っても劣化する様子がないですし、3ヶ月とか余裕なんじゃないかな

……と思いますが、念のため3ヶ月たった時点でここに追記しようと思います。

※2022年1月3日追記:購入から2年、まだ使えています!

RazorPitはこんな人におすすめ

  • カミソリ代を節約したい人
  • 毎日1分のメンテナンスが苦にならない人
  • モノを大事に使いたい人

使っているカミソリによりますが、ジレットフュージョンの場合、RazorPItに1,980円出せば年間7,000円浮きます。買わない理由がありません。

毎日RazorPitを使う必要はあるものの、1分もかからないですし、面倒に感じることは少ないでしょう。

なにより、カミソリの本当の力をきちんと引き出して使い切っている感じがとても心地よいので、モノを大事に使いたい人は共感できるのでは、と思います。

まとめ:カミソリ派は問答無用で買うべし

総合評価:

タイムセールでたまたま見かけて衝動買いしたRazorPitでしたが、買って本当によかったと思います。

節約目的が達成できたのはもちろん、無駄なくモノを使い切る気持ちよさはなににも変えがたく。

これまでカミソリの替刃を3ヶ月に1度のAmazon定期便で買ってきましたが、年に1度の購入に切り替えようと思います。

以上「カミソリ代の節約に。替刃を3倍長持ちさせるRazorPitレビュー」でした。

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