提供:TP-Link
今回はTP-Linkから発売されているUSB-Cハブ『UH7020C』をレビューします。
薄型のノートPCでポートが少なくて困る。持ち歩いたノートPCを家のデスクで使うとき周辺機器を全部つなぎ直すが面倒。そんなことってありますよね。
そんなときに役立つ、このUSB-Cハブの実力を検証しました。デザインや機能やだけでなく仕事道具としての信頼性もチェックします。

製品の概要
TP-Linkの『UH7020C』はUSB-Cケーブル1本で7つのポートが使えるハブです。
主なスペックは以下のとおりです。
- HDMIポート:4K@60Hz対応
- USB-Aポート(USB 3.0)×2:最大5Gbps
- USB-Cポート(データ転送専用):最大5Gbps
- SDカードスロット:UHS-I対応(最大200MB/s)
- microSDカードスロット:UHS-I対応(最大200MB/s)
- USB-C(PD)充電ポート:最大100W(Power Delivery対応)
- Windows、Mac OS、Linux OS、Chrome OS、iPad OS、Android、Nintendo Switchに対応
詳しくは公式サイトもチェックしてみてください。
外観とデザイン




『UH7020C』はアルミ合金ボディを採用しており、丈夫で高級感があります。 カラーは落ち着いたグレーで、どんな環境にも馴染みます。
サイズは約127.3mm×40mm×12.3mm、重さは約70gと軽量で、バッグに入れて持ち運ぶのも苦になりません。


ケーブルは編組被覆タイプで約17cm。耐久性が高いです。 また、ケーブルを本体に収納してコネクタ部分を保護できるデザインも秀逸です。
ポート構成と実力

HDMIポート(4K@60Hz対応)
わがやには4Kモニターがないので仕事で使っているUWQHD(3440×1440)のモニターに接続して使ってみました。
当USB-Cハブ起因のトラブルはまったくなく、映像はクリアで、動画鑑賞やゲームにも快適でした。
USBポート(USB-A・USB-C)
キーボードやWebカメラ等、複数デバイスを接続しても安定して動作しました。
SD/microSDカードスロット(UHS-I)
転送速度は最大200MB/sと高速で、写真や動画の取り込みにも十分な性能を発揮しました。
USB-C充電ポート(PD 100W対応)
100W出力のPD充電器から、当USB-Cハブ経由で60W充電対応の仕事用ノートPCに接続したところ、問題なく充電されました。
2週間使って充電が途切れたことはありませんでした。
安定性と耐久性

Windows 11搭載のノートPC(仕事用PC)とミニPC(私用)で動作確認したところ、問題なく安定動作しました。
特に仕事用PCでは、PDで60W給電+UWQHDでHDMI出力+USBでWebカメラとキーボード、という接続形態で、1日10時間、2週間連続で使いましたが、全く問題なく使い続けられました。
厳密にいうとPCの電源を入れた直後にモニターが認識されないことが2回だけありましたが、HDMIケーブルの劣化が原因だったので、UH7020が原因ではありませんでした。
さらなる長期利用での耐久性は未検証ではあるものの、今まで使ってきたTP-Link製品は3年は余裕で使えたため、UH7020Cもきっと問題ないでしょう。
コスパ・価格
2024年3月現在、『UH7020C』の価格は3,980円です。ただしAmazonで15%オフクーポンが配布されたり、定期的に開催されるセールで値引きされたりで、実際の価格は3,200〜3,500円程度と見てよいでしょう。同等スペックの他社製品と比較してもお手頃です。
個人的に安心材料なのがTP-Link製という点です。前述した耐久性にくわえ、TP-Linkは保証期間が長く対応もしっかりしているためです。中長期的に見てもコスパが良い製品と言っていいと思います。
こんな人に向いている・向いていない
向いている人
- ポート不足を感じているノートPCユーザー
- 高解像度モニターを使う人
- 複数デバイスの抜き挿しが面倒な人
向いていない人
- Ethernetポートが必要な人
- 非常に長い接続ケーブルを求めている人
まとめ
総合評価:
- 軽量かつケーブル収納完備。持ち運びが楽
- 給電含めて常時利用しても熱暴走なく安定
- お手頃な価格
- ケーブルが17cmと必要最低限
- ケーブルが少し固い
TP-Link『UH7020C』は多機能でお手頃価格なUSB-Cハブで、ノートPCユーザーの強い味方です。
デスクのセットアップによっては延長ケーブルを別途用意する必要があるかもしれないものの、気にならな人には良い選択肢になるでしょう。
気になる方は公式サイトもぜひチェックしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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