PCを初めて触ってから20数年、ずっとマウスを使ってきました。
しかしこのたび、トラックボールマウス(以下、トラックボール)に乗り換えてみることにしました。
なぜそう決めたのか、理由を紹介します。
ここに惹かれた。トラックボールに乗り換えた理由
手が疲れにくくなる
トラックボールは指だけでマウス操作できます。
腕を動かす必要がなく、そのぶん手が疲れにくい、と言われています。
実際の効果は使ってみないとわかりませんが、ぼくは肩こりが激しいので、その原因の1つである腕の疲れが軽減されるのはとても魅力的でした。
狭い場所でも使える
トラックボールは、一度置いたら動かす必要がありません。そのぶんデスクが狭くても使えます。
すると、作業効率がデスクの広さに依存しなくなります。(狭いからという理由でタッチパネルを使うと効率が落ちる)
仕事柄、狭い場所でパソコンを開くことが多々あり、この特徴は魅力的でした。
慣性を使える
トラックボールは、シャーッとボールを回せばポインタを画面端まで一気に移動できます。
マウスのように、持ち上げて置き直す必要がありません。1アクションで完結。
4Kディスプレイやマルチディスプレイなど、広い作業領域を効率的に使えます。
クリック時にポインタがズレるイライラがなくなる
マウスは、クリックしたときの力みでポインタがズレることが多々あります。
トラックボールだと、ボールから指を離せばポインタが動くことはありません。
「慣れたら戻れない」という先達の言葉
実際に使っている人の記事をいろいろ見て回りました。
そのなかで、一番響いたのがこれ。
結論
やはり、細かい移動をするならトラックボールだ。パワーポイントを作成して図形を入れる時などはもうトラックボールじゃないとイライラして仕方がないというまでになってしまった。大胆な移動も指先でマウスを蹴ればよい。もちろんマウスパッドもいらない。手首は固定される。
ずっとマウスしか使っていないという人はぜひ一度試して欲しい。
マウスからトラックボールに移った理由 – ITは遊び
仕事でパワーポイントをよく使うので、ど真ん中にきました。
とはいえ心配ごと(リスク)もある
しかし、いいことばかりでもありません。
当然、心配ごともあります。
親指が腱鞘炎になりそう
トラックボールでは、ポインタの移動に腕ではなく右手の親指を使います。
しかし右手の親指は、ただでさえ普段からスマホで酷使している状態。
さらに負荷がかかると、腱鞘炎になってしまうリスクがあります。
どの程度の負荷なのか、使い方の工夫でどうにかなるレベルなのか、試してみないとわかりません。
重さと操作性にトレードオフがある
調べている中で、
- ボールの直径が大きいほうが操作性は高い
- 逆に小さいと細かな作業がしづらい
という情報をキャッチしました。
仕事が固定席のないフリーアドレスなので、大きいもの=重いものは避けたいところ。
なので選ぶとしたら小さいボールなのですが、操作性が落ちるのも考えもの。
小さいボールでどこまで操作できるか、使ってみて検証するほかなさそうです。
マウスと比べると値段が高い
買ってみて損がなさそうなトラックボールマウスを選んでみました。
基準は、仕事場に持ち込んで資料作成等にも使うことを考慮し、以下3つ。
- 親指操作(なんとなく)
- 軽いこと(今使っているLogicool M545BKと同じ140gくらい)
- 有線であること(電池が入ると重いので)
結果、選ばれたのがこちらなんですが……
4000円オーバー。
今使っているM545BKのだいたい2倍のお値段です。
ちょっとお試しで買うには勇気が必要かもしれません。
リスクを減らすためにやったこと
試さないとわからないことが多いが、値段がネック。
という状態なので、とりあえず中古を安く買ってみることにしました。
それなら
- トラックボールが自分にあえばOK
- 買った中古が自分にフィットすれば、そのまま使えばOK
- フィットせず、新しいものが欲しくなったら、中古を誰かに売って新品を買えばOK
とすれば、コストインパクトをおさえられます。
探す先はメルカリに絞りました。出品数が多いので、状態と値段のバランスが優れているものが見つけやすいためです。
参考 メルカリ
まとめ:とりあえず、しばらく使ってみる
というわけで、「Digio2 Q」の中古をゲット。2,000円でした。
しばらく使ってみて、様子を見たいと思います。
以上「使い慣れたマウスからトラックボールマウスに乗り換えた理由」でした。
※2020年3月1日追記:後日談です↓