ライティングタブレット「Xiaomi Miija」を購入したのでレビューします。
電子メモパッド、電子黒板、手書きパッドなどとも呼ばれており、
- 手書きでメモれる
- 1ボタンで全消去
という、きわめてシンプルなガジェット。
しかしシンプルなぶん、使い方次第で化けます。
そこで本記事では、
- ライティングタブレットそのもののレビュー
- 1ヶ月ほど使ってみて、なにがどう変わったか
をお伝えします。
Xiaomi Miijaライティングタブレットの概要
注目ポイント
- 薄くて軽い
- 電池長持ち
- 吸い付く書き味
とにかくお手軽に使えます。
スペック
- 素材:ABS
- 色:白
- 電源:ボタン電池
- サイズ(mm)
- 10インチ:173 x 244 x 7
- 13.5インチ:225 x 318 x 7
Xiaomi Miijaライティングタブレットレビュー
それではレビューしていきます。
外観・デザイン:無駄がない
至ってシンプルな見た目です。
パッと見るだけで使い方がわかりそう。
大きさ・重さ:取り回しやすい
13インチ版と10インチ版があります。本レビューは13インチ版。
厚さは両方7mmで、スマホより薄いです。
重さはAndroidタブレットやiPadの半分未満。サッと取り出してすぐ使えますし、持ち歩いも邪魔になりません。
機能:シンプルの極み
本体には
- 全消去ボタン(正面)
- 消去ロックスイッチ(サイド)
の2つしかありません。
とにかく書く。用が済んだら消す。それだけです。
なお、書く機構は感圧式。
筆圧によって太い線、細い線を切り替え可能です。
手のひらの誤検知は一切気にしなくてOK。ペン先くらいしか反応しないので、紙と同じ感覚で書けます。
ちなみに、スタイラスペンは右側に磁石でくっつけられます。便利。
耐久性:少し心配
プラスチック筐体なので、力を加えればバキッと割れてしまいそう。
ただ、AndroidタブレットやiPadと比べると 激安なので、間違えて折ってしまってもダメージは少ないでしょう。
黒板部分の強度ですが、3歳の娘がスタイラスを逆手持ちしてグリグリ書いても液漏れしないくらいには耐久力があります。
大人がスラスラメモ書きするぶんには、当分は壊れなさそうです。
実際に使ってみた感想
仕事中は書斎デスクに、休息中や休日はリビングルームに置くことにしました。
なにか思い浮かんだときや、軽く考えを整理したいとき、すぐそこにあってほしかったからです。
結果、なにが起こったかというと……
子供が書きものを嫌がらなくった
まず驚いたのは、子供が書きものを嫌がらなくなったこと。
これまでは、ひらがなの練習や知育系のワークはかなり嫌がっていました。
しかしぼくが子供の前でペンを走らせるようになってから、書きものへの抵抗が減ったようです。
「パパもやってるから」というやつでしょうか。意外でした。かなり見られているんですね。
気持ちの初速を制御しやすくなった
どうやら、ぼくにとって「一旦、図に落とす」という行いは、思考に一時停止をかけてくれる効果があるようです。
具体的には、「これは名案だ!」と思いついたり、「これ絶対にやりたい!」と気持ちがうなぎのぼりになることが何度かあり、今すぐ行動に移したい気持ちでいっぱいになっていたのですが、一旦手元の電子メモパッドで図に落としてみると、ほぼ毎回「よく考えると違うな」「こっち考えが漏れてたな」と気づくことが。
もし考慮漏れだらけの状態で突っ走ってしまったら、落とし穴にハマったあとに「なんでこんな見え見えの落とし穴に気づかなかったんだ」となることうけあい。
電子メモパッドは、初速のついた気持ちに「まあ落ち着け」と諭してくれるものでした。
シンプルに表現するクセがついた
Xiaomi Miijaは、13インチと大型ではあるものの、ペン先が太いので書ける量に限界があります。
しかしこの制約は悪いことではありません。考えたことのエッセンスに絞って書く=考えをシンプルに表現するクセがつくからです。
逆にペン先が細いと、頭がサボりはじめるんです。細かく書けてしまうぶん、余計に細かすぎる情報まで書いてしまう。
記録としてのメモなら細かく書けるほういいですが、考えるためのメモならむしろペン先は太いほうがいいのかもしれません。
Xiaomi Miijaライティングタブレットはこんな人におすすめ
まとめ:長く使える汎用ツール
総合評価:
3,000円台でこれだけ使えれば大満足なのではないでしょうか。
もちろん、思考整理ツールは人によってあうもの、あわないものがあります。
ぼくにとっては、
- 図や複雑な相関を伴うものは、手書き
- ツリー構造で整理できそうorすべきものは、パソコンで箇条書き
が最適。
今回ご紹介した「Xiaomi Miijaライティングタブレット」は前者にピッタリ。
今後も使い倒していこうと思います。
以上「Xiaomi Miija LCDライティングタブレットレビュー | スキマ時間の一人ブレストや0秒思考的なメモ書きに」でした。
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